再検査(腫瘍) | ナッツと、永遠(とわ)にともに

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2005年10月に我が家にやってきたミニチュアダックスフントのナッツくん。
2019年12月1日(日)に14歳で天国へ旅立った後の、パパとママの辛く苦しい日々を敢えて綴っていきます。
「ペットロス」という言葉では簡単に片付けられない毎日です。

今日は、腫瘍専門の先生による再検査。
お盆でも変わらずに診てくれるのは、ありがたい。

先生に「血尿の頻度が高くなった(以前は朝一番の尿に混じるだけだったけど、今では昼間も血が混じる)」と伝え、撮っておいたシーツの画像を見せました。先生から「今後可能であれば、尿の最初に血がでるのか・尿の最後に血が出るのかを観察してください」と言われました。前者であれば尿道や前立腺のトラブル・後者であれば膀胱のトラブルの可能性が高いとのこと。注意して見守ってみます。

まずは、いつものようにエコー検査で、腫瘍(?)の変化などをみてもらいました。
腫瘍(?)は前立腺付近にあり、大きさは微増。良くも悪くも大きな変化はありませんでした。

次に疑うのは「血管肉腫」のようで、これを発症すると「他への転移が早い」とのことで、かなり重大な病気。治療法もあまりなく、緩和治療が中心になるとのこと。
厳しめに言ってくれていると分かってはいるものの、この時点で放心状態。

とりあえずレントゲンにて、肺に転移していないか確認。
幸いにも、肺には転移しておらず少し安心。

そして、先生から「カテーテルで細胞を摘出する検査をやってみませんか?」と新たな提案がありました。
「尿道からカテーテルを入れ、エコーを見ながら前立腺に届いたところで吸引して細胞を取り出す検査」のようで、「直接・確実に前立腺から細胞を採取できるので、その細胞を専門機関に出して調べれば、かなり正確に分かる」とのこと。
お願いしようか迷っていたところ、「カテーテルは無麻酔で出来ます」と言ってもらったことから、お願いすることにしました。
このまま毎月「エコーによる腫瘍(?)の変化」だけを観察し続けても、時間だけがいたずらに過ぎて行くだけ、のような気がしたので。
また、検査費用についても事前にキチンと教えてくれて、助かりました。

その後、担当の先生から、検査結果判明後に選択が必要になる外科手術の内容やメリットデメリット、手術を回避した場合の選択肢(薬による治療・緩和ケア・治療しない等)を、丁寧に説明していただきました。
すべては検査結果が出てからですが、予め色々と説明していただき、時間をかけてジックリ考える・話し合う時間を作ってくれた先生には感謝しかありません。

後日ではなく、今日の午後にやってもらえるとのことで、ナッツを預け(この時10:30)、17:30に迎えに行くことになりました。

一旦家に帰ったものの、ナッツがいないと落ち着かない。
家にいても、眠っていたりチョロチョロしたりしているだけなのに、いないと落ち着かない。
「今ごろ検査かな?」とか「病院でちゃんとオシッコ出来ているかな?」とか「水分補給しているかな?」とか…色々と考えてしまう。

そして、17:30。
ナッツを迎えに行き、先生からは「ナッツくんが頑張ってくれたおかげで、組織を吸引できました」と言っていただき、ひと安心。試験管に入った黒っぽい液体を見せてもらいました。
これを外部機関に送って調べてもらいます(「病理組織学的検査」と言うそうです)。

先生からは、「組織が弱っていると、腫瘍(?)が破裂する可能性がある」と言われ、注意するようアドバイスいただきました。
破裂すると、血尿の血液が明らかに増える・お腹の辺りがふくらんでくる・元気がない・食欲がない…などが見られるようなので、「このような状況になったらスグに診せに来てください」と言われました。注意して注意して観察しないと。

今日の検査結果は2週間後。静かに結果を待ちたいと思います。

帰り道に公園に寄って歩かせたら、オシッコ5回・ウンチ1回・お水ゴクゴク。
意外とナイーブなナッツ。環境が変わると、トイレができなくなります。きっと、かなり我慢していたのでしょう。
その後はスッキリした顔で、テクテク歩いていました。











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