第43回のきび茶会 | 名古屋大学茶道部のブログ

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「茶道は敷居が高くてちょっと…」とお思いの方も気軽にお茶会を楽しんでいただけ、他大学茶道部の方と親交を深める場でもあります。

こんにちは、秋も深まりいよいよ寒くなって来ましたね。相変わらず更新が遅くてすみません…笑


さて、去る先日、熱田神宮のお茶室にて第43回のきび茶会を催しました。

「のきび」とは、秋の字のことです。女を「くのいち」と読ませるのと似ていますね。

こののきび茶会は、代々続く伝統としてお菓子を手作りする、という特色があります。今回は「夕月夜」という銘で、このようなお菓子を作りました!
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これがなかなか難しくて、試行錯誤の末にやっと完成しました。一年生の子の女子力の賜物です。有難いことにとても好評でした!


また、亭主と半東は二年生の5人が務めました。みんな着物です。

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記念撮影。眩いです…!

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やっぱり着物はいいですね…(^∇^)



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お道具に向かって、坐る。それだけで、こんなにも洗練された空間が生まれます。


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こちらはお席に飾った、盆白玉という椿の一種です。竹花入れと共に、侘びの美しさといった印象です。


また、今回は特に、席券のつくりに注目です。名大茶道部史上、最高レベルの複雑さではないでしょうか…ぱっと見は手のひらサイズの紙ですが、開くとまさかの立体です。
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苦労の甲斐あってこちらも好評でした!


さらに、今回は部員紹介冊子なるものを作ってみました。他の大学さんのお茶会でこういったものをたまに戴けるので、私達も…という感じでやってみましたが、なかなか楽しかったです。来年の新歓にも使えるかな…笑


今回のお茶会で使った茶杓は、銘を「秋うらら」というのですが、まさしくそんなうららかな秋の日となりました。
天気にも恵まれ、無事に楽しくお茶会を終えることができて良かったです!