2020年2月『 舞台 in 大阪 』の旅。
初めて立つことになる舞台の確認を済ませ、
翌日、本番を迎えるホールを後にしました。
ホテルへチェックインする前に。
拠点としていた駅で、休息を。
お腹が空いていることに気づいたので、
長く、憧れていた喫茶店に向かいます。
大阪は、純喫茶に溢れていますものね。
本町駅、船場センタービル内に位置する『 純喫茶 ヒロ 』さん。 ★
訪ねてみたかった喫茶店の一つなのですが、
これまで、本町駅を拠点にしたことはなく。
ここにきてチャンスが訪れました。
実に、レトロな雰囲気に包まれています。
中途半端な時間帯であったのにも関わらず、
小さめの店内には、次から次へとお客さま!
男性も女性も、その年代も、幅広くですね。
時代の流れを物ともせず、全席喫煙可能。
隣りには 自家製 黄金焼プリン を見つめるサラリーマン、
カヌレはサイフォンの並ぶカウンター席に通されました。
一応『 お品書き 』を確認してみますね。
知ってる、知ってる。
見た目にもやられる 黄金焼プリン が人気と伺っております、
けれども 女子なものに惹かれないカヌレの心は 別の場所に。 ★
更には、本来、初訪時には トーストSET といくべきところ。
苦渋の選択、ドリンクも載せておきますね。
ドリンクではなくお飲み物で、
SETではなくセット、な感じ?
つまり、とても心地のよい空気が流れていました。
結局、初志貫徹の注文をしたカヌレ。
懐かしい面影のナプキン立て、
くるくると巻かれたフォーク。
レトロを演出する役者は整いました。
やばい、やばい。
☑︎ 元祖大阪名物 ふわトロ玉子サンドSET 800円
( ふわトロ玉子サンド、カフェオーレ )
焼きたての厚焼き玉子 → ふるんふるん。
厚、熱ッ、僅かに角度を変えてみました。
お店を切り盛りするのは、母娘さんになるのかな?
じゅわ〜、玉子を焼く光景が覗いていたのですよね。
うー、美味い。
味つけは優しい塩味に少しのマヨネーズ、
頬張ると、涙の出そうな美味しさでした。
危ない。
ふあふあのパン、ふるんふるんの厚焼き玉子、
指で摘むのは至難の業で、つるんとなります。
もう、むさぼるようにいただいたカヌレ。
カリカリを愛するカヌレがふあふあにやられるなんて、
幸せ、シンプル極まりない手作りの味に癒されました。
そうそう、温かいカフェオーレもですね。
まずは、サイフォンにて淹れられたコーヒーに、
小なべにふつふつと湧くミルクが合わさる感じ!
苦味も併せ持つ、最後まで美味しいオーレでした。
感動、ごちそうさまでした。
古きレジに進むと セットメニューは50円引きとのこと、
大阪メトロ『 純喫茶めぐり 』の特典になるみたいです。
※ 2020年3月22日まで。 ★
『 喫茶店モーニング 』: №1114 とさせていただいて、
舞台本番を目の前にして、幸せな気持ちに包まれました。