日射しが暖かくてよいお天気でした。
2016年3月2日
つむじと同じところにお世話になり、
かぼすを、見送ることができました。
あれからすぐに、かぼすの先生からお別れのお花が届きました。
随分長いこと毎日点滴に通っていたので、
先生も生活の一部になっていたのですよね。
医者として、やり残したことや悔いてることは何もない。
自分のことは省みずに診察してくださる先生のこの言葉以上に、
常に不安と戦っている者を勇気づけてくれるものはありません。
かぼすのお蔭で、先生、何ヶ月も休んでなかったよ。
苦しむこともなく、息が上がることもなく、穏やかに、
老衰という形の最期をかぼすは選ぶことができました。
ほとんど時を同じくして、JOE お姉さまからお別れのお花が届きました。
なかなか、お花を考え付くことはできないので、
かぼすの周りが一気に明るくなって嬉しかった。
年間を通してお逢いできるチャンスは少なくても、
お姉さまとはその時々のお互いの気持ちがわかる。
不・思・議!
カヌレの気のせいだったらごめんなさい、
でもいつも説明する必要がなくなってます。
あの時のとてつもない喪失感を和らげてくれたのは、
お花そのものではなく添えられていたひと言でした。
哀しみではなく安堵の涙がどっと出ました。![]()
かぼす、君のふてぶてしい性格はバレていないみたいだよ。![]()
一丁前に祭壇が設けられているように見えるし、人気者じゃん!
かぼすは温かいお花に包まれて自宅を後にすることができました。
切ないくらいよいお天気でした。
つむじの時はここで震えながら待っていたけど、
かぼすは春をつむじに持って行ってあげられるね。
あの子は寒がりだから、一番旦那さんらしい贈り物を持って行けたのかも?![]()
場にそぐわない写真を申し訳ありません。🙇♂️
こんな春めいた中で旅立って行ったことを、
かぼすとカヌレのためにも残しておきたくて。
産まれたての頃から変わらないものもあるみたいですね、
生涯を通じてかぼすには女の子色が集まってきてたのです。
つむじの時はこんな中性的なお色だったのにね。 ★
1年3ヶ月ぶりの再会を果たしました。
つむじが待っていてくれると思うと心強かった、
もうこの先は二人を分かつものなんてないからね。
君たちが、唯一気掛かりがあるとしたらこの子でしょう?
安心して、カヌレが請け負うよ!
天真爛漫で何にも動じないと思っていたもずくちゃんが、
かぼすが逝ってしまった後にはこんな状態になってました。
もずくはかぼすやつむじみたいに頭がよくないし、
お子ちゃまのままでいいと思って育ってきたからね。
突然やってきた別れの時だけ、分別つけてと願っても無理だよね?
逝ってしまったかぼすを枕にして寝てしまいました。![]()
これが、本当は淋しくてたまらないもずくなりのお別れの仕方、
残された者の使命を背負ってこれからも一緒に生きていきます。








