★ → ★ → ★ → ★ と 前置きが長くなってしまいましたが、
昨年末にお姉ちゃんが帰省していた時期にまでたどり着きました。
お姉ちゃんも生活環境が随分変化したものでして、
例年までとは少々異なる日程で帰ってきたのですよね
初日の記憶が確かならば ・・・
職場から直に実家に帰るとの連絡を受けましたので、
事のついでにカヌレ父に拾ってもらったのを思い出しました
決して早いと括れる時間帯ではなかったものでして、
ブル・赤 一本で終わることになると予想していたところ ・・・
カヌレの日記の中ではめっきりご常連さんです
広島の牡蠣が不漁と叫ばれている今シーズンにも関わらず、
より多くのスーパーで見掛けるようになった気がするのですよね
ずぼら主婦の味方 → レンチンに対応してくれちゃう優秀な子です。
故郷に帰ってきたならば先ずはいただきたいだろうと思い、
カヌレが普段のお買い物のついでに連れ帰っていたのですよね
ならば！
カヌレ父が手際よくお夕飯を拵えてくれている間に、
ひと足お先に日本の白を開けるという流れになりました
何故ゆえ、わざわざ日本の白と綴ったのかと申しますと ・・・
調達してきた日 の日記ですでに綴らせていただいたのですが、
こちらの時点ではまだ愛しき ( 橙 ) は入荷していなかったのですよね
搬入しておいた ブル・白 も如何なものかというタイプでしたので ・・・
ローズ ( 白 ) ２０１４ ／ 四恩醸造
日本・山梨県 
デラウェア 100％ 
四恩さんのデラウェアは甘くないとの説明を受けたのですが → 甘ぃぃ。
過去にこれだけ四恩さんのワインを味わってきているのにぃ、
案の定 カヌレは白はどちらのシリーズも経験してないみたいです
いえいえ！
人の舌には判断基準の違いというものがありますので、
カヌレママにはとても受け入れやすい味わいみたいでしたよ
意外と ・・・ 縮んだ！
カヌレ自宅のアナログ電子レンジでは毎度上手くいくのですが、
カヌレ実家のハイテク電子レンジでは逆に調節が難しいみたいです
そもそもカヌレ実家のお食事全般に関しましては、
通年精進中の身であるかのような御献立ですのでね
幕開けから ブル・赤 をスタンバイさせるのは厳しいわけでして、
折角ですのでカヌレ父作の普段の食卓を載せてあげることにします
れんこんとしめじと厚揚げの煮物
たぶん ・・・ この日のメイン！
お出汁に随分こだわっているようなので、
カヌレ父の煮物は概ね優しくて美味しいです
瀬つきアジの干物
久しぶりに萩の瀬つきアジが入荷していたので、
喜ぶだろうと思い連れて帰ってきてくれたみたいです
かなり嬉しかったのは仰せの通り。
理解してくれていると言えなくもないのですが渋すぎる、
もう少し華やかな食材を喜ぶ自分でいたかったものですね
剣先いかのお刺身
カヌレに難癖つけられることはわかっていたけれども、
魚介に恵まれた地方に帰ってきたお姉ちゃんにと言われた
この父にしてこの次女あり。
君は剣先の長所を発揮できていたかしら？
烏賊オタクとしては殊に剣先いかには厳しいよ！
切り干し大根メインのお酢の物
これ、ウマぃ！
香味物使いにちょっとしたアクセントにカヌレ父さすがです、
消化に良いよう切り干し大根もベストな長さにカットしてあります
花わさびのお漬け物
カヌレの最も好きな がにめ ではないよと言われた
普段からカヌレそんなに細かいこと言ってるのかなぁ？
がにめ でも 花わさび でも美味しいことには変わりないです
いとりき
納豆は普段からカヌレ実家のご常連さんなのにぃ、
お姉ちゃんが帰ってくると食卓の此処彼処に納豆がいる。
納豆というのは名ばかり → カヌレ実家で許されているのは 糸の力
のみです
海老のすり身と白菜の煮物 ( 前の日の晩の残り物 )
汁物とも煮物とも括れないこちらの地味なひと品が、
カヌレのツボだろうと目の前に鎮座していたのですよね。
カヌレ父に見透かされている + 好みが被ってますね、
甘くクタクタになった白菜と海老からのお出汁が見事です
大野の浅利のおみそ汁
こうして改めて見直してみますと地味極まりなく、
お姉ちゃんが帰ってきた特別感皆無の食卓ですね
しかしながら この日も平日だったことですし、
毎日毎日これだけの品数拵える父は凄いです！
幕開けから ブル・赤 を登場させるのは厳しくて当然の内容ですね。
おふくろの味ならぬおやじの味で落ち着きましたので、
実家で愉しむ姉妹 ( + カヌレママ ) のブルゴーニュへ移ります
