前編
に続きまして
鮨 まんきち さんに於いて新たな変貌を遂げました、
まんきち定食 → 3000円 の全貌を綴らせていただきますね
ワインの方は引き続き・・・
四恩さんの ローズ ( 橙 ) 2012 を愉しみつつ、
3本目となるシャンパーニュへとシフトする流れとなっていきますよ
ではでは、ここから握ります!
それぞれの食材に見合った細工が成されており、
お醤油いらずでいただけること → すあまくん&お姉ちゃんも感激しておりましたね。
握り1品目
水烏賊
お塩とレモンでいただきます
実は初っ端にしてこちらのひと品、
お姉ちゃんに最も試みてほしかったネタのひとつになるのですよね
と、申しますのも
これまでにもワインが進む度、
毎度このような想いを聞かされていたのですよ。 ↓
お鮨をいただく際に望むことは・・・
お口の中にネタのみ残るようなバランスではなく、
シャリと共にハラハラと消えていくようなネタの食感を懇願してしまうと!
烏賊&タコ&貝類などは・・・
お造里としては愛していても、
お鮨でいただくシチュエーションとなってしまうと
なかなか魅力を見出せないで来たとのことだったのですよね。
お鮨の流れの中から、
水烏賊をハズしていただくことも考えなくもなかったのですけれどもね
水烏賊自体にも細工を加え、
塩で寝かせることでベストな食感となっている大将の水烏賊をいただくことで!
これまでのイメージを払拭してほしかったのですよね。
舌に纏わりつくかのようにねっとりとした水烏賊、
ハラハラとシャリと同時にお口の中で消えていく見事なバランス。
カヌレの思惑通りでして・・・
こちらのひと品にお姉ちゃんすっかり感激してました!
握り2品目
赤身
お塩で〆&お塩でいただく赤身
大将含み笑顔でらっしゃいましたので、
おそらくチャレンジ&わざとなひと品だと思われます。
これまた伝えたい放題でして・・・
カヌレ姉妹にとってマグロとは!
可能な限り&関わらずでいたいお魚だと伝えておいたのですよね
何回となくお邪魔しておりますけれども、
そもそも大将の元でマグロが登場したこと → 過去一度のみでしたしね!
しかし、姉妹共にしてやられた。
なんなのでしょうね?
この見事な〆具合 (?) 熟成させ具合 (?)
ウマし!
握り3品目
石垣鯛
テッパンに大好きな白身!
石垣鯛って個体数少なく、
そうそう頻繁に出逢える鯛ではないのですってね
握り4品目
帆立の炙り
炙りバージョンお初です
甘み増すしぃ、
絶妙なレア加減にやられるしぃ!
こちらでお腹に温かいものやってきます
茶わん蒸し
毎度のことながら、
ふわふわ&トロりんに癒されます。
この日のお出汁の正体のひとつはと申しますと・・・
まさかの牛スジ!
少々意外な登場ながらも、
より奥深い&複雑なお出汁を発してましたよ。
アッ!
わざわざ綴るほどでもないですけれども、
当然の如く残るシャンパーニュも共にいただいてましたよ
ジャック・ラセーニュ エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン レ・ヴィーニュ・ド・モンギュー
フランス・シャンパーニュ
シャルドネ 100%
これまた、師匠イチオシのシャンパーニュ
幕開けに開けたパスカル・ドケよりは、
奥深く&ふくよかな印象は受けましたけれどもね
爽やかな要素も持ち併せてまして、
こちらも生のお魚ともバッチシいただける味わいといった感じでしたね?
すあまくん&みつ豆ちゃんはと申しますと・・・
酒豪 姉妹に永遠に付き合わされるのは勘弁、
この辺りの時間帯から温かい日本茶と共にお鮨を満喫してました
握り5品目
鰆
これまでに抱いていた鰆への概念、
ほお張った途端に覆されてしまった心境でしたよ
鰆って淡泊且つ繊細ばかりが長所ではなく
綺麗な脂も愉しませてくれる、
濃厚な味わいも持っているお魚なのですね!
握り6品目
かんぱち
脂ノリノリ。
蕩ける脂だけでもたまらないのに、
その身質の方はしっかりと歯応え主張してくるのですよ!
握り7品目
烏賊ゲソの炙り
正直意外っ! これ、やられた。
炙ってあるといいますのに、
これまたシャリと同時にホロホロ無くなる柔らかさ!
爽やかな柚子とタレと共に・・・
握り8品目
穴子
あなたを待ち侘びてました!
言葉なんて不必要、
ふっわふわ&蕩けるぅ&悶絶ですぅ~。
さ~て
大将の打つおそば、
いただくのはお初のことでしたのでね。
何故ゆえ定食の〆におそばを登場させることにしたのか?
当然気になりまして、
質問してみることにしたのですよ
元々ボリュームある定食でしたけれども、
〆のおそばで更にボリュームを持たせたかったとか??
返答 → 僕が蕎麦もやりたかったから!
どひゃ~!
いかにも大将なお返事です。
おそば
わっ! めちゃくちゃおいしい!
カヌレおそば語れないですけど、
どストライクに好みを付かれたおそばです。
シンプルに葱&海苔&大根おろし&天かすを携えて・・・
おそばを語る際には、
エッジなんてワードをちょいちょい耳にしますでしょう?
敢えて引用させていだだくとするならば、
たいへん痩身&色白さんなのにエッジはしっかり効いてるって感じ?
とにかく大好き!
まんきち定食の〆には、
これまた優しいそばつゆをそば湯で割っていただいて・・・
ほっこり!
要するに大将
お鮨は申し上げるまでもなく、
お鮨に天ぷらにおそば → 和を代表する三点。
すべてに於いて自信が持てるお店を、
これまでも&この先も目指し続けていかれるのですって!
大将が幼少の頃から思い起こすに・・・
そちらの三点すべてに於いて、
何らかのこだわりを持って作り上げているお店にはそうそう出逢えてない
そりゃ、そうでしょうよ。
それら三点がお品書きに挙がるお店はあれど、
何でもありな食堂タイプにしか出逢えないのが切なかったらしいのですよね
だからこそ、目指すとっ!
ほのぼのとした大将らしい、
どこまでもピュアな発想からなるのでしょうね?
以前の 夜の定食 から変貌を遂げた、
どちらにしろ魅力満載な まんきち定食 の全貌でした
すあまくん&お姉ちゃんと共に、
大将の元を訪れるのが実現してうれしくて仕方がないのですよね!
幼き頃から当たり前にいだだきながら育った、
瀬戸内の恵みを堪能しているお姉ちゃんは心から幸せそうでした
やったぁ~!
今も瀬戸内に住み続けるカヌレは、
遠からずしてまたお邪魔しようと思っているところです