こういうのを、まさにとんぼがえりと言うのでしょうね。
カヌレを心配したすあまくん&お姉ちゃんは、
様子を見に帰って来てくれたようなものだから仕方ないかぁ!
共に 鮨 まんきち さんに於いて、
愉しいひとときを過せたのはうれしかったですけれどもね ★
多忙なすあまくん&お姉ちゃんは、
間髪入れずで東京へと戻らなくてはならなかったのですよ
帰宅の途に着く日
カヌレ父&カヌレママと昼餉を共にしてから、
空港へと向かうという情報を入手したものでしてね
みつ豆ちゃんと連れ立ちまして、
よそ様のお昼どきにカヌレ実家を激襲いたしましたよ。
どっか~ん。
お昼にみんなでお寿司をいただく様子ですけれども、
こちらの登場にカヌレ一人でぶっ飛んだ心境に浸っておりました
カヌレ父&カヌレママも歳をとったなぁ、と!
誕生して&実家で過ごした日々の、
カヌレの記憶能力が残念なだけかなぁ?
お寿司&ピザ&お好み焼きなどなどに関わらず・・・
カヌレの記憶の中には一度たりとて、
カヌレ家が店屋物をお願いしていたという記憶は残っていないのですよね
お姉ちゃん、それは気のせい?
年子と言えども記憶能力に差があり過ぎるので、
カヌレはこうして時々昔の出来事が不安になってしまうのですよ
ちょいと簡単な物を拵えるにも、
ちょいと腰を上げて外食に繰り出すにも
カヌレ父&カヌレママは、
少々のがんばりを必要とする歳になっちゃったのかな? なんてですね。
まっ、それも現実かっ!
お次にとっていたカヌレママの行動を見て、
そのような心境は一気にふっ飛ばされることになったのですよね。
プンセ ランゲ・ビアンコ ネ? 2011 / アズィエンダ・アグリコーラ プンセ
イタリア・ピエモンテ
シャルドネ 80%、アルネイス、ファヴォリータ、コルテーゼ等 土着品種 20%
よくよく記憶に残るワインの登場に、
カヌレしばしの間意味がよくわからずでしたよ
しかも、テイスティンググラス
記憶の糸を辿っている間に、
hanawine
でこの子を発見したときのことが蘇ってきましたよ
イタリアのシャルドネなのに、
生のお魚とも問題なかったとお姉ちゃんに語っちゃってたんだっけ?
なるほど。
お姉ちゃんが実家に放置していったワインを、
同じく大量に放置していったテイスティンググラスで飲んでいたってことね?
まっ、それも有りかっ!
この子ほんとに優秀でして、
この度お寿司といただいてもまったく問題なかったでしょう?
カヌレママの精一杯と思われるサラダ
実家に到着した傍から、
カヌレ父の不思議な行動が気にはなっていたのですよね?
オーブントースターで一度こんがりさせたひと口サイズのおもちに・・・
大根おろしが加わりまして、
そうそう思い付かない組み合わせなお吸い物がやってきたのですよ
お出汁がおいしかったものでして、
カヌレママではなくカヌレ父が拵えたんでしょう? と、問うてみたところ・・・
大正解!
この度のお吸い物には、
ティファールのお湯を加えずで済みましたよ。
アッ、大元を綴らせていただくのを忘れておりましたね
そもそもカヌレはと申しますと、
お昼をいただきに激襲したわけではなかったのですよね
大いなる目的はもちろんのこと、
お姉ちゃんと共に開けたいワインがあったからなのです。
( ピノ馬鹿カヌレにとって! )
たいへん意外なワインが登場しますので、
よくよく目を凝らして驚きと共にご覧になってくださいね!
85年のヌフパプ!
どうして ○○ちゃんがそんな物ストックさせてるの?
お姉ちゃんからのこのような質問にカヌレ耳を疑ってしまいましたよ。
あ・れ・は!
カヌレがワインを愉しみ始めて、
まだ幾分も経っていない頃のお話でしたね
ブル赤に続く好みの赤を挙げるとするならば
遭遇出来る機会も減ってきたけど、
充分に熟成を重ねたヌフパプはかなり好きとお姉ちゃんは言っていた!
ぬ・ふ・ぱ・ぷって何よ??
この時分のカヌレは、
ヌフパプをヌフパプと聞き取ることすら出来ない状態でしたね
その後すぐに師匠のお薦めにより、
実のところはカジュアルなこちらのヌフパプに出逢うことが出来たのですよね
そのような経緯でしたので、
最も初期の段階からカヌレセラーで休んでいた子かな?
大切に&大切に育んできたのにぃ!
シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・プレステージ 1985 / ベラール・ペール・エ・フィス
フランス・ローヌ
グルナッシュ、シラー、サンソー等 13種類 ( ← わかるわけがない
)
めちゃくちゃ恐る&恐る!
品種からしてみましたら、
カヌレが最も得意していない類になってしまいますのでね。
13種類ブレンドされた物が更なる熟成を重ね、
どのような一面を魅せてくれるのか皆目見当もつきませんよ
アレッ?
華やかといったニュアンスとは異なれど、
何だか妖艶&滑らかな味わい彷彿させる香りが立ち昇ってきましたね。
カヌレにはまったくわかりませんけれども、
ヌフパプにしては素晴らしく透明度が高いとお姉ちゃんが言っていた!
もっと、どす黒い物が多いのでしょう?
古めなヌフパプとおいしいかな? と・・・
何種類か用意しておいたフロマージュより、
こちらが最も素敵な相性を魅せてくれましたよ!
何だか、水分出ちゃってますね
牛乳 ( ウォッシュ )
フランス・アルザス地方?
まったくもって、
トリュフも美しく映っておりませんけれども。
臭さ MAXっ!
濃ゅい&ミルキー&めちゃくちゃおいしい!
本来ならば、トリュフ入りのブリーをお薦めされたのですけれどもね
既にお家にあったウォッシュでも、
こなれたヌフパプと素晴らしい相性魅せてくれてましたよ。
最も意表を突かれたのはこちらっ! ↓
カヌレがごぼう LOVE なのもでして、
みつ豆ちゃんのお母さまからの江戸土産よりおひとつ。
早掘り若ごぼうのしょうゆ漬け!
皮まで残してある土ぃな感じ、
お姉ちゃんもこの組み合わせには目を輝かせてましたね
更には根菜のチップスメインに・・・
Bolisさんから以前いただいた、
ブルーチーズ入りのクラッカーなどなどお共にですね
熟成の進んだヌフパプを、
こんなにしみじみと味わったのは初めての経験でしたけども
( 何故だか、たいへん悔しいけれども・・・ )
めちゃくちゃおいしい!
複雑&奥深い&妖艶&滑らか&どうしよう!
力強いしんどさなんて無い&無い!
スパイシーさ際立つしんどさなんて無い&無い!
ヌフパプを味わった経験が乏し過ぎるので、
どのように表現したらよいのかわかりませんけれどもね
素晴らしい熟成を重ねたブルピノとて、
この類の滑らかな感じを表現してくれるのは難しいんだろうな?
お姉ちゃんの愛する、
熟成を重ねたヌフパプとやらはですね
こんな感じで姉妹で愉しみ幕を閉じることになりましたよ。
すあまくん&お姉ちゃん、
強行突破なスケジュールでも帰って来てくれてありがとう!
カヌレはもう平気だよ
試練を今後の糧へと変えるこそ、
これまでの人生で大切にしてきたことだと思い出しました