前編
に続きまして・・・
ブルゴーニュワイン専門 小料理 こもり にて、
おひとりさまなワインの時間を綴らせていただきますね
疲労困憊な身体に、
ピノから癒しをいただく時間帯に突入いたしました。![]()
元々開ける予定でらっしゃった赤は、
こんな感じのラインナップだったものでしてね
すべてに於いて若めな VT だしなぁ 。
こちらだけはどうしても気に掛かる、
そんな想いのピノは見当たらない感じではあったのですよね
そんなわけでして・・・
この日のカヌレは随分と素直に、
オーナーお薦めな状態の物をいただいてみることにしましたよ![]()
それぞれ半グラスな分量でして、
味わい比べを実現させてくださっている状況なのです
ジヴリー 1er クロ・サロモン 2009 / ドメーヌ・デュ・ガルダン・ペロット
フランス・ブルゴーニュ ![]()
ピノ・ノワール 100% ![]()
カヌレメモ
クロ・サロモンとは、14世紀からジヴリーに土地を所有したサロモン家に由来。古い歴史を誇る畑でこのドメーヌが
単独所有。現在のオーナーであるリュドビック家に所有権が渡ったのは1962年。以来、3世紀に渡って同一族の所有となっている。
わざわざコート・シャロネーズのピノを、
ご自身でチョイスなさる機会も少ないでしょうから! と ・・・。 ![]()
確かにぃ!![]()
おそらくジヴリーをいただいたのはお初なことでしたので、
なかなか味わいの傾向を見出すにも難しかったのですけれどもね![]()
果実味凝縮でして、
たいへん力強い味わいな印象でしたかね?![]()
まだまだパワフルさ残したピノと、
おいしくいただけるであろうお料理をお願いしてみたところ・・・![]()
目の前で何やらことこととっ!![]()
クッタリ煮込まれた煮物に、
更に火が加えられている様子でしたよ
本当はお品書きの黒板より、
カヌレが最も惹かれたお料理はと申しますと・・・
↓
濃厚 具だくさんのスープ・ド・ポワソン
しかし時すでに遅し!
ピノに突入してしまっている状況でしたのでね
今後いつかの機会にと ・・・
有無を言わせずアッサリ却下されてしまいましたよ。![]()
ボーヌ 1er べリザン 2005 / ドメーヌ・ダルヴィオ・ぺラン
フランス・ブルゴーニュ ![]()
ピノ・ノワール 100% ![]()
カヌレメモ
本拠地 → シャサーニュ・モンラッシェ。白赤共に生産。
ぶどうの剪定・収穫作業から澱引き・ビン詰めにいたるまですべて自家でおこなわれている。
う・・・ん?![]()
今現在の状態では、
たいへんタニックな印象しか残らなかったのですけれどもね
おろらく長熟に適しているのでしょうから、
素晴らしい熟成を経た後の味わいが楽しみな印象でしたかね?![]()
完飲出来るのであろうか?
若干不安な想いが浮上しかけたところで・・・
↓
なにわ黒牛のニク ジャガー
これっ、癒されるわぁ!![]()
究極に優しいお出汁でして、
じゃがいもなんてトロトロに蕩けちゃってます
木のお匙でいただいたほど
肉じゃがにトマト? と思いきや、
なにわ黒牛とやらの脂と絶妙なバランスを保っていたのですよね
こちらの肉じゃがを共にしますと、
少々タニックなピノもすべていただくことが出来ましたよ![]()
〆としまして、オーナーからの贈り物
自家製 ガトーショコラ![]()
数日寝かせしっとりさせたバージョンでしたかね?
前回と同じくして、
トロンと甘いデザートワインが登場するのかと思いきや・・・![]()
ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ポワゼ 2009 / ドメーヌ・ぺティト・ジャン・エ・フィス
フランス・ブルゴーニュ ![]()
ピノ・ノワール 100% ![]()
カヌレメモ
本拠地 → ニュイ・サン・ジョルジュ。1990年代の後半に現当主エルヴェ・ペティトへの世代交代で
急激に品質を向上させ知名度を上げたドメーヌ。
いきなり香り華やかぁ!
魅せてくれる顔があまりにも異なるので、
前出の2つとは間をおいてほしかったとのことだったのですよね
味わい云々はさて置きまして、
ニュイ・サン・ジョルジュですのにね??![]()
ニュイに位置する村々が、
いかに香りに長けているのかを実感してしまった瞬間でしたよ。![]()
1グラスの癒しをいただきにお邪魔したつもりがっ!![]()
ふと気が付いてみますと、
とんでもない時間が経過してしまっておりました。![]()
ワインについてはと申しますと、
ほとんど話題の中心にはいなかったのですけれどもね![]()
オーナーとのおしゃべりに花が咲きまして、
めちゃくちゃ楽しいおひとりさまブルゴーニュなひとときでした。![]()
疲労困憊な身体を引っ提げてでも、
こもりさんに寄り道して本当によかったぁ!
カヌレは大好きなお店ですね![]()







