急遽大阪でのリハーサルが決定しまして、
先日、一泊二日の日程で大阪に滞在していたときのお話です
リハが詰まっているというのにですね
どうにかこうにか時間を捻り出しまして、
しろやぎさんとのワインな時間を堪能してきましたよ。
まっ、毎度のことですけれどもね
突然過ぎるお誘いにも関わらず・・・
二つ返事で繰り出して来てくれて、しろやぎさんありがとう
お薦めなお店を幾つか挙げてくれていたのですけれどもね
翌日のリハのことも視野に入れ、
自重しながらワインを進めなければいけない状況だったカヌレ。
元々、気にはなっていたこちらのお店 ↑
しろやぎさんからも GO サインが出たので、
この度はこちらのお店にお邪魔することに決定しましたよ
えっと、看板読み取ること不可能ですものね? ↑
ブルゴーニュワイン専門 小料理 こもり
普段はすでに開き直りまして、
ピノ馬鹿っぷりを発揮しているカヌレですけれどもね。
このように掲げられてしまいますと、
逆に、少々足踏みしてしまっている状態だったのですよね
幾度かお邪魔したことのあるしろやぎさんと、
一緒に出向くことが出来るこの機会なら安心ですものね
ワインはと申しますと、
申し上げるまでもなくブルゴーニュのみ!
唯一存在するシャンパーニュとて、
アンリ・ジロー一種類限定というスペシャル徹底ぶりでしたよ。
けれども、お料理は魅力的なお品書きが盛りだくさん
解読不可能ですけれども、
このような感じでその日のお薦めが掲げられていましたよ。
カウンター8席のみのこじんまりとしたお店
ブル好き特有のウンチクがお好きな方には、
オーナーと語り合える最適な空間と呼べるのではないでしょうか?
もちろん、カヌレは大いにウェルカム!
ゆったりとしたお席に腰掛けまして、
まずはいただきたいワインを決めるのにもですね
「 本日グラスでいただける白と赤を教えていただくことは出来ますか? 」
こういった類の質問は、
かなりなお門違いであったと思われます
「 お客さまのより好みを教えていただければ、
可能な限り近しいと思われるワインを用意させていただきますので! 」
このようなお返事が戻ってくるものでしてね
えっ~ ( ド平日&グラス!
)
うれしい限りのお話ですけれども、
そんな漠然とブルゴーニュ狭しと言えども広しですよ
そんなわけでして・・・
普段からの定番ワインと、
この日元々開ける予定っだったという白を幾つか挙げていただきました
アッ、こちら重要かも??
ブルゴーニュに固執しているとは申しましても、
スペシャルなワインだけを楽しんでいただきたいというのともまた異なりまして
親しみ易いけれども、
底力のあるブルゴーニュを楽しんでいただきたい
このようなお気持ちも、
仕入れてらっしゃるワインに込められているみたいでしたよ
マルサネ 2008 / ピエール・ブレ
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
カヌレの乾杯用ワイン
これまでにも赤でしたら、
幾度となく味わってきたピエール・ブレですけれどもね
この方の白に出逢ったのはこの度が初めてだったのですよ
案外黄色味濃くてびっくり!
こちらは定番白になるとおっしゃってましたかね?
スッキリとはかけ離れ、
想定外にも奥深さ&ぶ厚さを持ち併せてくれてます。
けれども、酸味は心地よい
どのようなシチュエーションでいただいても、
教科書通りな熟成を重ねてくれている印象が残っておりまして・・・
ピエール・ブレの赤は、
比較的安心して味わえるという想いでいるのですよね
初めていただいた白も安定しておいしく、
この後登場するお料理と素敵なマリアージュを魅せてくれました。
シャンパーニュ アンリ・ジロー エスプリ・ブリュット
フランス・シャンパーニュ
ピノ・ノワール 70%、シャルドネ 30%
しろやぎさん乾杯用シャンパーニュ。
決してそんなことはないですけれどもね!
シャンパーニュお願いする方が勇気あるわぁぁ~。
抜かりなくお味は見させていただいてますけれども → 割愛っ!
お品書きと睨めっこしつつも、
カウンターの上に鎮座する魅惑的な食材に心奪われましたよ。
存在感あり捲りな下仁田ネギ
オーブンでじっくり火を通し、
中身はトロリになっているに決まってますでしょう
お品書きの中には見当たりませんでしたが、
こちらの下仁田ネギを使ったお料理をいただきたいとリクエストしてみましたよ
下仁田ネギ七変化 前菜のひと皿
勝手に命名!
七変化と呼びたくなるほどに、
ひと皿でめちゃくちゃ忙しい前菜のお料理なのですよ
① まずは、まんまでトロリ&甘い下仁田ネギを堪能させていただきます
② お次はこれまた下仁田ネギから成る、
緑のおソースと共にたっぷりほお張ってしまいましたよ
③ 茶色く映るドレッシングは、
赤ワインビネガーとエシャロットも使用したヴィネグレットソース
④ 更にはブラックオリーブと茄子から成る、
タプナードソースと共にいただくという四通りもの味わい方
めちゃくちゃ、おいしいぃ。
お見苦しいお写真ですけれども・・・
ソースを余すことのないように、
ほっかほかのバケットもちょこんと乗っけてくださいましたよ
⑤ 最後にイタリアの生ハム、コッパ
ひと皿にして満載!
リクエストしていなかったら後悔していたであろうお料理でした。
五郎島金時&ゴルゴンゾーラのポテトサラダ
外観、斬新極まりないこちらのお料理!
そのお味は更に斬新極まりないポテトサラダだったのですよ
まずは、ほっこり甘い五郎島金時芋ですよね
そこにゴルゴンゾーラのピリリが加わりまして、
これまでには出逢うわけがないポテトサラダに仕上がっています
ツノのようにぶっ刺さっているのは、
カリカリ食感楽しめるココナッツときたものでしてね
ゴルゴンを混ぜ込むなんて。
この後登場するお料理にも、
一貫して言えてしまうことなのですけれどもね
ブル・赤を進ませないでいることは・・・
まっ、限りなく難しいお料理ばかりなのですよね。
ブルゴーニュワインへのこだわりもさることながら・・・
お料理がほんと一筋縄ではないぃ!
元々シェフ出身のオーナーとうかがって大いに納得しましたよ
相変わらず、長くなってしまっておりますのでね
続きます絶品お料理と共に、
本題のピノ談義は後編へと改めさせていただきますね