バレエなぞ、全く興味がない皆さま
本日、少々マニアックな内容ですみません…
自宅の階段が衣装だらけで、昇り降りが厳しくなっております
演目が多いからではなくて、
個々の衣装の状態と、体への馴染み具合にこだわり過ぎるから…
自らも少々、うんざりしてしまいますが、
妥協は出来ないので、今回もベストな衣装を必ずや作りだします
今回の舞台で、自らのメインと位置づけているのは、一応、パキータ
(アッ~、でも メインと位置づけているのは、カヌレくらいなモンかも…
)
ストーリーや時代背景が、既にわかりきっている作品でも、
各作品に取り掛かるにあたって、必ず再確認するようにしています
バレエの作品って…、
笑っちゃうくらいのダメ男が、必ず登場してくるようになってますが…
(だって 白鳥と黒鳥、同人物と思い込むなんて、それだけで有り得ないですモンね。
)
今回、最も笑ったかも~
パキータ <Paquita>
音楽…レオン・ミンクス
振付…マリウス・プティパ/ピエール・ラコット
初演…1847年 サンクトぺテルブルグ(マリインスキー劇場)
構成…全二幕
1847年初演の古い作品だが、
近年までは最終幕のディヴェルティスマンだけが上演されてきた
ピエール・ラコットにより復元。
→2001年、パリ・オペラ座で、その改定・全幕版初演
ザックリとストーリー
舞台はナポレオン占領下のスペイン
フランス軍・仕官ルシアンは、ジプシーの娘パキータと出逢い、ふたりは惹かれあう
ところが… 嫉妬したジプシーのリーダーが、
フランス人統治に不満を抱く知事(スペイン )に、ルシアン殺害を持ちかける…
その計画を立ち聞きしてしまったパキータは、ルシアンを救い出し、
→その状況からの、逃亡成功
ふたりはフランス総督 に、スペイン知事
のその策略を暴くが…、
そのときパキータが、フランス総督 の実の娘であることが発明
パキータが貴族の娘であることがわかると、
ルシアンはパキータに求婚
めでたし、めでたし
(だから…最終幕のディヴェルティスマンってのは、結婚式だったワケね~ )
つまり…
スペイン人・ジプシーだと思い込んでいたパキータは、
実はフランス人・貴族だったワケでしょ
元々惹かれあってる二人だったのに、ジプシーだと思っているときは結婚の考えなど出てこず、
「貴族の娘」とわかった途端、ルシアンは結婚を決めたんでしょ
そんなの…ないない
・
ということで… 今回の衣装♪
(写真はHPからお借りしました )
画像で見たときは、ちょっとチープに見えたけど…
質のいいシャンタンをボディに使った、
存在感ある、なかなか魅力的な衣装でした
べストな衣装も用意してくださって、
そのことは、ひとまず安心 とっても、感謝です…
大切なのは、
不安がふっ飛ぶまで練習して、自信に繋げるのみ
納得いくまで練習して、
クオリティーの高いものに仕上げます
(その他のは…今回の衣装②♪ は無いかも…
)