*イタリアンフェスタ 2009 ~秋~ | *カヌレのおいしい部屋*

*カヌレのおいしい部屋*

美味しいもの、楽しいワイン … 日々のお気に入りを綴っていきます。

広島の本格イタリア料理店&ワイン店、6店舗が夢のコラボレーション、第2弾!

昨日、行って参りましたplumeria2
*カヌレのおいしい部屋*-①


やはり、とてつもなく豪華なメンバーですね!

矢印
*カヌレのおいしい部屋*-②


場所は西区のピッツェリア ナプルさん。下記のように4つの時間帯に分かれてスタートです。

矢印
*カヌレのおいしい部屋*-③


③18:00~の会に参加しましたが、もちろん満員!かなり賑わってます目


ちょっと見えにくいですが、下のようなメニューが用意されています。

結婚式の席次表のような形状のもの!ウキウキしてきますねぇ~音符

矢印

向かって左がお料理、右が合わせてあるワインですワイン 
*カヌレのおいしい部屋*-メニュー

よくよく見ると、パンに至るまで、各々お料理に合わせたものが用意されているんですおー


例えば、前菜のところに近寄ってみます!

矢印
*カヌレのおいしい部屋*-前菜


お気付きになりましたか~目 

前菜だけでも、4店舗全ての競演です!(もちろん、前菜用に選ばれたパンもフランスパン


そして、どこのシェフのお料理か一目でわかるように、ちゃ~んと記載されてます目

矢印
*カヌレのおいしい部屋*-店舗

これはいい意味で、切磋琢磨させられますよね~! 期待大ニコ

それでは~akn


*Antipastimisto*

<前菜4種盛り>
*カヌレのおいしい部屋*-前菜

わかりやすく、手前右、葉で包まれているお魚のお料理から時計回りにやじるし


瀬戸内鮮魚のレモン葉蒸し ソレント風…N

トマトの広島地鶏とポルチーニのリゾット詰め オーブン焼き…L

秋刀魚のコンフィーをトリフと茄子のタップナードで…M

広島和牛モモ肉のタルタル 世羅産キノコのトリフォラート添え…A

*カヌレのおいしい部屋*-ワイン①前菜4種盛り>に合わせてあるワイン
←ヴィッラ フランチャコルタ “ディアマンテ” 

   パ ドセ ミレジマート 2002 

  

   ロンバルディア州



前菜の時点で、各々シェフの個性が既に発揮されてます!


前菜の途中でワインが無くなり、次をいただこうとすると…

「出来れば、出来れば、ちょっと待ってください!」と村井シェフ。

次は、村井シェフ担当の<パスタ>です。


そうでした~! 先週、アユートを訪れた際、

「今回のイベントのパスタは、ワインとのマリアージュを考えて、

ちょっと、冒険したかも~!」とおっしゃってたのです。


今回とても興味深いのが、ワインが先に決まり、ワインに合わせてシェフがお料理を考えた!というところです。


*Primi*

<パスタ>
*カヌレのおいしい部屋*-パスタ

広島菜を練り込んだスパッツェレ ディルの香りのサルサ カラマーリ…A


*カヌレのおいしい部屋*-ワイン②
<パスタ>に合わせてあるワイン

←マテオ コレッジア ロエロ アルネイス 2007

  ピエモンテ州


えっ~!

最初にワインだけいただいた時、お料理と共にいただいた時、

ワインの印象がかなり変わりました!凄い!


いただいた後、「ロエロ アルネイスはイカなどのさっぱりした

食材と合わせることが多いのですか?」と村井シェフに

聞いてみました。


すると、「ピエモンテのワインだから、どちらかと言えばトリュフや

チーズなどを使った、主張のある素材の方が多いです!」と。

      


じゃあ、なぜ?


「メニュー全体を見たときに、前菜・メイン問わず、主張のある濃いお料理が多かった。

それにお野菜の比率が少なかったんですよね。だから野菜やイカとか、さっぱりした食材を使った上で、

ロエロ アルネイスと合わせてみたかったんですよ~!」    ということでした~号泣


つまり、先週おっしゃってた「冒険」とは、そういうことだったのですね。


ハナワインさんによると、村井シェフはこのロエロ アルネイスをまず3本、持って帰られたとのこと。

研究に研究を重ねてらっしゃる姿が目に浮かびます泣く


*Primi*

<ピッツァ>
*カヌレのおいしい部屋*-ピザ
軽くスモークした三良坂のモッツァレラと

     庄原のイノシシのサルシッチャのピッツァ…N


*カヌレのおいしい部屋*-ワイン③ <ピッツァ>に合わせてあるワイン

←ラ コッリーナ ランブルスコ デル クアレジーモ 2006

  エミリア・ロマーニャ州


ピッツァ、15年ぶりに食べました。申し訳ありませんでしたごめん


カウンター席の私の前には、大きな窯があります。

生地を伸ばして、窯に入れられるところから、目の前で見てる

んですもんね!やはり華やか!楽しいです笑


このランブルスコ、ワインだけいただいたときは、結構ガツンと

していて、3杯目でこれだと、どうしよう…と思ってたのです。


ピッツァといただいて、これまたビックリ目

モッツァレラが一度スモークされていること&イノシシの主張。


これぞまさに、ワインがお料理をより引き立ててました!


*Secondi*

<魚料理>
*カヌレのおいしい部屋*-魚料理

宮島産あなごと洋なしのインヴォルティーニ モノトーンソース…L


*カヌレのおいしい部屋*-ワイン④ <魚料理>に合わせてあるワイン

←ジュゼッベ ルッソ エトナ ロッソ “サンロレンツォ” 2006

 シチリア州


こちら、黒も白もバルサミコ酢。

白いバルサミコ酢の存在初めて知りました。


こちら、先ほどのランブルスコに比べると、

重くない綺麗な赤です。


あなご+洋なしの甘み+赤ワイン…単純ではないです。






*Secondi*

<肉料理>
*カヌレのおいしい部屋*-肉料理
幻想ポークのストラコット 松茸とフォアグラ添え…M


*カヌレのおいしい部屋*-ワイン⑤<肉料理>に合わせてあるワイン 

二種類用意されてます!


←マッサ ベッキア ビアンコ 2005

 トスカーナ州


お料理が来る前に、ビアンコの方を先にいただいてました。

なかなか癖があり、よく樽熟成されたワインという事ですが、

私はこの癖、好きですアゲアゲ


肉料理は「4種類の内臓」が煮込んであるお料理でした。

ストラコットというのは、煮込み料理の総称とのこと。


内臓というと、最初から敬遠される方が多いので、

あえてメニューには載せませんでした、と宮川シェフ。


*カヌレのおいしい部屋*-ワイン⑥ ビアンコの方が好み、思っていましたが、さすがに

フォアグラをいただくと、ロザートがおいしい!


ロザートの方は肉料理とおいしくいただき、

ビアンコの残りは、肉料理に合わせてあったパンとよく合い、

おいしくいただきました!



←マッサ ベッキア ロザート 2005

 トスカーナ州 







*Dolci*

<デザート4種盛り>
*カヌレのおいしい部屋*-デザート

わかりやすく、手前右、大きなブリオッシュから時計回りにやじるし


ナポリの定番デザート ババ…N

ボネ アユート風…A

栗のセミフレッドと柿のジェラート アマレット風味…M

イチジクのミニカンノーリ…L


ババ→初めて出会ったので衝撃的でしたビクーッ 

「現地の方は、こんなに大きな量を召し上がるのですか?」とシェフに聞いてみたところ、

こちらの量は半分ですよ~!とおっしゃってました。


デザートの一皿も、各々シェフの個性が発揮されてました!



このステキな一日に参加させていただいて実感したこと…。

イタリアンの食事のときって、ほぼ間違いなくみなさん笑顔だな笑


そして、こんなこと実感しながら食事している場合ではないのですが…汗

師弟関係の素晴らしさに感動しましたポロッ



今回は最初から最後まで、こんなに真剣にお料理をいただいて、

こんなに真剣にワインを飲みました!  う~ん、楽しかった笑


普段からよく行くお店のお料理、今回初めていただくお店のお料理問わず、

なんとも贅沢な食事をいただいて、まさに至福のひとときでした幸


ごちそうさまでした笑


そして今回も、わかりやすくワインの説明をしていただいて、

ハナワインさん、いつもありがとうございます!


お店を出て、嬉しい再会がありましたよ~アゲアゲ 

ハナワインでのイタリアワインセミナーでご一緒していたご夫婦。


さらに驚いたことに、別の方向から「ヘラクレスの奥さん~te」と声を掛けれました!

ヘラクレスの妻でいいです!再会の方が嬉しいですものねakn