夏場の保管方法(キャンディライター、キャンディコート、スプリンクル) | Girls and Sweets

Girls and Sweets

お菓子とか、料理とか、パーティっぽいこととか、、、いろいろ。


夏場の保管方法についての質問に
コメント欄に入り切らなそうなので、blogにて。

まず。

■スプリンクル
常温保存OK、気楽に保存ください。
でも、私の経験ですが、、、

窓辺に飾って日光があたったりすると
色が劣化する。

うちの台所はこんななんだが、、、


早起きが苦手なので気にしてなかったけど
ブロックガラスの外側から朝日が差し込んでるらしく
1年くらい放置してたからか、、、

スプリンクルの色が薄くなった、気がする。

ま。直射でも反射でも蛍光灯でも
強い光の下では変色の原因なので、ここはご配慮を。



■キャンディライター
これは一般の食品同様、涼しい場所で保管するだけ。
賞味期限も長いし、楽チンにキープできます♪



■キャンディコート
キャンディコートはキャンディライターの中身と
全く同じなのに、取扱には注意が必要。

理由は不明ですが、日本で夏を過ごすと
秋頃に溶けづらくなるものが出る場合がある。

クーベルチュール(要テンパリング)も日本では、
10月頃から5~6月が作業に最適ですけど
これはキャンディコートも同じ、、、

たぶん温度と湿度の問題なので
現時点では、夏を越さずに使い切って頂きたい。



初っぱな風船チョコを作った2007年から
この問題に悩んでCKにたどり着き、そして今も
地味ぃーに解決策を探してるんだが、、、

米国メーカーでは経験がなく
有効なアドバイスはもらえなくって、、、

オーダーメイドチョコの関係で知り合った
日本の大手メーカーですら、この知識は無く
エラいめにあいましたしね、、、

もういっそ、キャンディライターの
でっかいバージョンで、バタークリームくらいの
大きいチューブにぶっ込みますか?

とかCKとの打合せでも笑ったんですけど、、、

ま、なんせ。テンパリング不要で楽チン、
カラフルで、独特な質感だから出来る技もあり、
かなり可能性のある素材なので諦めず、、、

今年の夏もまた、研究してみたいと思います。



それにしても、
最初に出会ったのが2007年かぁ。

恵比寿のキッチンで
あのウサギを作って爆笑したこと、、、

今も忘れられん G