看護師国家試験らくらく点取りブック | フィリップの看護のブログ-看護雑誌と書籍を批評

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看護師国家試験らくらく点取りブック


発行:メディカ出版(20117月)

定価:2,100 

本のしくみ:A5判/174


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本の内容は?

メディカ出版から刊行された新タイトル。看護師国家試験出題基準に準じた章立てのドリル的ワークブック。各分野(章立て)において重要ポイントを取り上げ、穴埋め問題形式にしている。それぞれの問題は短文で、簡潔。穴埋め式だが、問題のすぐ横に回答も表示されており、見ながら覚える正文集としても活用できる。

どうやら、書き込んでいくドリルというよりは、見ながら覚えたり、解答は別のノートなどに記入し、反復して力試しに取り組むための使い方が向いているようだ。

また、各章に、12問の過去問題を収載(ちょっと少なくないか)。

A5判とコンパクトな作り。紙面は2色刷りで、赤色シート(付属されていない)でポイントや答を隠しながら学習することが可能。

編者は国家試験予備校サトラの先生。重要項目としてセレクトした根拠は、当然過去の出題傾向に基づくものだろう。

出版社側は「はじめの一歩」もしくは「直前対策」で使える、との目論見だが、個人的にはどっちつかず、あえて言うなら直前か(でもメディカには「デルカン」あるし)。

書き込み式だが、紙面には回答記入しづらく、また正文集としては穴あきだから面倒だな、というのがフィリップの正直な感想。


ポイントは?

●図表は多め。だいたい各頁に1つくらいは入れてくれている。

●正確な問題数はわからないが、1頁平均すると10題くらいの問題があるので、頁数からすると1,500題くらい収載しているのかな。全然違っていたらごめんなさい。


ここに注意!

●「出てくる漢字すべてにふりがなをつけている!」ようだが、四日目に「よっかめ」のふりがな…専門用語はまだしも、これはちょっとやりすぎだろう。ばかにしすぎ!というより、読みにくい。

●例えば、答を3つ記入する問題等では、記入欄のカッコにそれぞれ(①)(②)(③)と、無意味に数字を付けている(答が1つの場合はない)。このために当然書き込みはしにくい。

●どうでもいいことだけど1つ。紙面の随所にてんとう虫のイラストが出てくる。名前は「てんとくん」。なんとIQ300で、「頼もしさ100%」という触れ込み!「頼もしさ100%」の意味はよくわからないけど、とにかく期待した。しかし、ほとんどは頁の空きスペースにイラストとして配置されているだけ。たまに吹き出しでしゃべるが、「胃って塩酸も出すんだよ」「高血圧って4つの種類があるんだよ」など、たいしたことは言わない。というか、隣に書いてある解説を繰り返しているだけじゃね?って箇所も多い。IQ300って…。


こんな人にオススメ!

●メディカ出版で直前対策書を選ぶならデルカンの方がよい。まずは最初の力試しとして使ったほうがよいだろう。


総合評価

10点満点中3点★★★☆☆☆☆☆☆☆