看護師国家試験 ココがよくでる!重要項目 ’12年版
発行:成美堂出版
定価:1,470円
本のしくみ:A5判/216頁
看護師国家試験過去5年分(12年度版では第96回~第100回)の中から、出題基準の流れに沿ってよく出題される分野の重要項目100をセレクトし、サマリーとして要点をまとめている。
各項目を見開きで簡潔にまとめ、イラストや図表を使ってわかりやすく解説。平易な言い回しが多く、確かにわかりやすい!文字は比較的大きめ。2色刷りで、おなじみ赤色シートもついていて、キーワードを伏せた学習もできる。
一般書でありがちな「図解シリーズ」的な表現。一般向けの本をたくさん作っている出版社だからその辺はお手の物。見せ方はさすがにうまい。わかりやすさだけ言えば目を見張るものがある。
ただ、100テーマというボリュームも類書に比べて少なく、また解説も簡潔な半面、あっさりしていて心もとないという印象も否めないし、看護師国家試験を受けるものがこれだけで終わるはずがない。あくまでも入門書、手始めの1冊という位置付けで取り組んでみよう。
ポイントは?
●1項目ごと見開き完結させるすっきりとした解説。文書も平易で、図表も多く、見やすい。見た目の印象も含め、とてもわかりやすい。
ここに注意!
●ボリュームを抑えている分、さすがにこれ1冊で国試対策というのは厳しい。フィリップとしてお薦めしたいのは、「なるべく早い段階に自身の理解度を確かめてみる」「日々の授業に沿って学んだ項目を整理するノート代わり」「日々の予習用」という使い方。これを見て振り返ったり、事前に見て授業に臨めば頭に入りやすいだろう。「わかりやすさ」はお薦めできるので、本格的な国試対策としての「正文集」や「過去問」への入り口、つなぎと考えた方がよいかも。いや、そうしてほしい!!
●姉妹本で、「この1冊で合格!看護師頻出過去問題集’12年版」(1,575円)が出ているので併用するとよいが、結局そろえると3,000円近くなる。その上で類書と比較したい(「キーワード編」「力試し編」が分かれている点に2冊買わせようとする作戦も見え隠れするが、フィリップ的には取り組みやすいとは思う)。買うなら2冊セットで!
こんな人にオススメ!
●国試対策といっても何から手をつけてよいかわからない。参考書が手に付かない。
●まずは大まかに国試のポイントを整理し、自身の苦手分野をつかみたい。
総合評価
10点満点中6点★★★★★★☆☆☆☆
