2012年版系統別看護師国家試験問題
発行:医学書院
定価:5,670円
本のしくみ:B5判/1,124頁/ルーズリーフ&切り取り式
問題数:1,300問以上?(過去問題1,000問以上?/予想問題240問)
収録年数:5年分
付録:あり(①覚えておきたい重要語句/②第100回看護師国試問題解説)
学校で使っている人も多いと思われる教科書「系統別看護学講座」に沿った、教科別(系統別)、つまりは国家試験の出題基準に合わせてまとめられた問題集。イラスト、図表も使用しているが、それほど多くはない。シンプルな誌面構成。
教科書に沿って、じっくりと基礎から固めていくのに適した問題集。解説は堅苦しいところもあるが細かく、しっかりしている(ばらつきはあるが)。細かい部分、理論、根拠、考え方まで問われるようになってきた(大学を意識しているような)最近の国試の傾向からみると最も適した問題集かもしれない。執筆・監修者も教科書に合わせ、大学の先生が目立っている。授業以外でなかなか開かない、なんて言う人もいるかもしれないけど、せっかく高いお金払って買った教科書だから使わないと損。エッセンスだけまとめた本が人気だけど、やはり基本は教科書で、信頼度は比較にならない。毎日使っている教科書対応というのは、実はこれほど心強いことはない!とフィリップは強く言いたい。
最終学年ではなく、それよりもっと前に購入し、日常の学習と合わせて理解しながら取り組んでいくのがフィリップ的にはオススメ。問題数はホームページも本にも出てなくて、フィリップ、頑張って書店で数えたんだけど挫折。だいたいでごめんなさい。まあ、類書にも遜色なく、飽きるほど収載しているのでご心配なく!
ポイントは?
●類書に比べ、基礎医学(人体の構造と機能や疾病の成り立ちと回復の促進など)の問題 数や解説が多い。国試の出題率だけでなく、基礎医学をしっかり学ぶことが看護の理解やほかの問題を解くうえで重要になってくることを意識しているのだろう。
●必修問題は各教科とは別に巻頭に配置。必修問題だけまとめて整理することも可能。
ここに注意!
●問題によって、選択肢すべてに解説をつけているものとそうでないものがある。
●教科書に沿った王道の学習方法をとる分、国試対策だけを考えると回りくどいかも。とにかく合格への最短距離をとりたいのであれば、類書を考えたほうがよいかな。
こんな人にオススメ!
●教科書、授業に合わせて、日々の学習を振り返りながら、同時に国試対策につなげていきたい!
●ただ問題を解くのではなく、じっくりと理解し、深めていきたい!
●なるべく早い段階からまず1冊問題集に取り組んでみたい!
総合評価
10点満点中8点★★★★★★★★☆☆
