高ーい医療費 | nurseredcatのブログ

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息子が2泊3日入院しました。自然気胸でER, 急遽、胸腔チューブ、そして入院。全額で2万ドル以上(日本円で300万円)でした。保険があったこと、私が働いている病院での治療、入院だったことが幸いで、実際に自腹は1000ドルほど。(15万くらい)。その詳細は医師の時間と治療、検査、x線などの部分を払っただけで入院代はすべて保険が払ってくれました。それにしてもアメリカの医療費は高すぎ。保険がなかったことを考えるとぞっとします。ちょっと重い病気をすると破産するってほんとですね。ちなみに息子は元気に退院して親の苦労も知らずにいつもの息子にもどっています。

 

以前私も胸が急に痛くなってERに行ったときは、検査、心電図、薬などなどで6000ドル(85万)かかり、保険があったので自腹は700ドル(10万)に下がりました。これも私が働いている場所だったからかなり安くなったようです。私の保険には3段階の支払い基準があります。レベル1は病院内のサービスを使った場合でほとんど保険が効き、レベル2は病院と提携しているサービスを使った場合で50-70%の保険が効き、レベル3は病院と提携していないサービスを使った場合で保険が効かないのでほとんど全額払うことになります。

 

娘が幼少のころお尻におできができてかかりつけの医師に見せたら小児科専用病院のERに行けと言われました。小児科専門病院は車で一時間のところで道は渋滞。娘が車の中でぐずりだしたのでお菓子をあげてごまかし、やっとついたら手術をしなくてはいけないとのこと。お菓子をあげちゃったせいでERに4時間余計にいさせられ、その間ERのドクター、小児科のドクター、手術医、痛み専門医師、感染専門医と色々なドクターが5分ぐらいずつやってきました。やっと手術の時間になったらERのその場で部分麻酔を使っての簡単な手術。ながーい一日でげっそり疲れて家に帰りました。数か月後、請求書がきてびっくり。レベル3の病院での治療で4時間以上長い時間だったため、2000ドル以上(30万)の請求書。しかもすべてのドクターから請求されてるし。結局保険がちょっときいたので700ドル(10万)まで下がりましたが。あんな簡単な手術に物を食べちゃいけないなんておかしいし、5人のドクターなんていらないでしょうが。。めちゃくちゃ頭にきました。そのあと、おできがまたもどってきたのですが、小児科専用病院に行くのを拒否して私の働いている病院のERに連れて行ったら、すぐにその場で治療してくれて、ほとんど保険が効いて助かりました。

 

アメリカの病院での一泊は約2000-3000ドル(28-40万)。集中治療室は5000-6000ドル(70-85万)。これには部屋代、ナース代、食べ物代が入っていまが、それプラス、治療、手術、ドクター、薬、その他の専門家代が加算されます。くわばら、くわばら。