攻めの財務。
http://ameblo.jp/nunoikurojikeiei/entry-11918160413.html
①②③のトライアングルを回すことです。
これは投資回収調達をマネジメントすることになります。
いろいろな方法がありますが、まず回収の概念を掴みましょう。
これはザックリとキャシュフローで掴みましょう。
その投資を行った場合だけの、部門損益計算書を作ってみましょう。
例えば、お店を出店した結果、そのお店がどんな損益計算書になるか?です。
僕は投資計画においてクライアントと綿密に打ち合わせしながら作りますが、簡単に説明します。
税引後利益+減価償却費=営業キャッシュフロー
と考えます。
営業キャッシュフロー-借入返済金額=正味キャッシュフロー
です。
投資額に対しての正味キャッシュフローの割合を
ROI
といいます。
中小零細企業では、これで十分です。
このROIを30%にすることが目標です。
約3年回収という意味になります。
え?!
三年で回収しきっちゃうの?
そうです。
この数字を目指します。
この理由は、主に二つです。
まず一つ目は、昨今の経済環境の移り変わりのスピードが激しいからです。
競合店の出店
人の採用難や育成
金融情勢の不透明さ
それらを考えると、早期に回収する努力と知恵を最大限に絞り切る必要があるのです。
今の経済環境が永く続きますか?
そのままライバルは、ジッとしていますか?
優秀な人材がホイホイ採用できますか?
そして、永く永く優秀な人材は居続けてくれますか?
答えは。。。。。
わからない
です。
または
無理な可能性がかなり高い!
です。
だからこそ、知恵と努力と学びを振り絞る。
これが重要です。
もう一つは、早期回収は金融機関の安心を得やすいからです。
そして、投資回収計画を最低3パターン作ることです。
標準パターン
ジリ貧パターン
イケイケパターン
です。
最悪のジリ貧パターンでも黒字であるよう、しっかり計画しましょう。
標準パターンでROI30%を目指せるよう、とにかく学び、知恵を振り絞りましょう。
最悪でも25%超ですよ!
早期に回収して、いつでも撤退できる状況を戦略的に作り出しましょう。
この攻めのトライアングルを応用して、人材採用と育成などの人材戦略にも役立てることができます。
そうしながら、守りのトライアングルも回していく。
これが、会社を成長させる財務戦略の基礎です。
これからの日本は、確実に人材難に陥ります。
一部ニュースによると、もう始まっているといっても過言ではないでしょう。
だからこそ、資金を充分に、早期の投資回収。
これを戦略的に練って、人材の確保と育成に注ぎ込む必要があると考えています。
これが僕の100年企業づくりのためにできる役割だと考えています。
財務と人は両輪。
僕はクライアントの安心安全安定した基盤をもとに、会社を成長させるスキームを作ってばかりの毎日です。
バリエーションはあれど、こればっかりやっています(笑)
攻めのバリエーションは、まだまだたくさんありますからね。
誰もがハッピーとなる一手段としての財務をこれからも作ってまいります。
今日はこれまでね♪