最近出張や内政作りで、なかなかブログが出来ませんでした。
内政といえば、人。
だからこそ、ずっと安心安全安定した財務基盤が欲しいですね。
http://ameblo.jp/nunoikurojikeiei/entry-11918160413.html
このトライアングルが重要です。
よく読んでみてくださいね。
ここまで公開するのも、真似がなかなかできないからなんです。
知ったとしても、どう生かすかが重要なんですね。
だからこそ、「こんなことをやっています!」っていう事例を書いてみます。
1 とある中古車販売業
在庫資金、増えた在庫を置く場所の資金、新店舗開設、潤沢な運転資金を四つ同時に行う財務戦略です。
普段から決算書を上手に作ることを意識していましたが、なかなか黒字化しない。
「簡単に赤字決算を組まない」
よう、意識することが重要なのです。
しかし、なかなか黒字せず、やっと黒字が出た。
でも、債務超過。
しかし、4行にプロパー交渉してみました。
信用保証協会無しでやってくれという、荒業です。
1行は降りました。
残り3行。
メインのT銀行からの最初の返事は、芳しくない。
そこで残りの2行を動かすことにしました。
とある条件をつけて、メイン以外の2行に協調体制を作ってくれと交渉。
すると、メインのT銀行は徐々に軟化し、3行協調のプロパー支援を引き出すことに成功しました。
メイン以外の2行のうちの1行の支店長は、こう言いました。
「今回の軍資金の実現は、僕の交渉と2行協調体制が生んだミラクルだ」と。
覚悟はしていましたが、難儀しました。
現在クライアントは4つの条件が全て整い、人などの内政と販売促進に取り組み始めました。
2 とある印刷屋さん
ここは、既に素晴らしい決算書でした。
上手な決算書の作成に取り組み続けていました
完全に「実質的無借金経営」の決算書です。
しかし、守りのキャッシュが薄いと感じた私は、3行のプロパー交渉。
メインがなぜか消極的。
しかし、新規の2行がプロパー協力をしてくれました。
お蔭さまで、実質的無借金経営は維持しながら、月商3か月分以上の資金を持っています。
経営も順調。
社長の顔はいつも余裕がある表情です。
やってみて良かったと、心から仰います。
次は。。。。。
どう攻めるか?
攻めの戦略を練っている最中です。
そんな事例が、まだまだたくさんあります。
会社が小さくとも大きくとも良いのです。
トライアングルを理解しても、それを生かすことが重要なのです。
現在、ビル1棟買い、店舗増設、純資産増加戦略など、5件のクライアントに財務戦略を実行中です。
そうすることが、1年後5年後にどう影響するのか。
今は小さな違いでも、その違いって年々大きくなるんですよ。
怖いくらいに。
とにかく、人などの資源を生かすためにも、成長させるためにも、財務を調える。
これを実践塾では、強く強く訴えていきたいと思います。
財務が人を救うことすら、大いにあるのですから。
僕は、そう強く信じています。
今日はこれまでね。
攻めの財務の基礎を来週書きます。