今月に入って、特に先週は子供の方はお友達同士や園や習い事なんかでクリスマス会があったりでしたが、普段自分単身はこれと言って大したイベントはない日常を過ごしております。が、昨日は妹が第九のコンサートに誘ってくれて、行ってきましたヽ(@^▽^@)ノ
昨日その間の子供は夫と義母が、去年もこの時期に観に行った人形劇に、今年は二人で連れて行ってくれました。 (よくこういう時期は、公の機関がホールや公民館等の施設に劇団を呼んでくれたりして、無料で開催したり探すとあったりしますよね!)
すみだトリフォニーホールにて、新日本フィルハーモニー交響楽団の公演でした。※
演目は、ベートーヴェンの『エグモント』序曲 op.84 と、 交響曲第9番二短調 『合唱付き』 op.125 他計3曲。
何にも知らない私は、初めプログラムを見て、全部で1時間くらいなのかな~なんて思っていました。
交響曲が長いとは漠然と分かっていましたが、よくよく読んでびっくり仰天!!

な、な、75分!? 第九だけで!?
どひゃ~えらいこっちゃ・・・・
その昔、伯母に連れられてNHKホールにオペラを観に行ったことがあったんですが、非常にお恥ずかしながら、4分の3は眠ってしまいましたよ・・・・
記憶に残っているのは、たまたまその日皇太子様ご夫妻がいらしていたので、お帰りになる時に
思わずやじうまになって、殿下がたまたまこちらの方へ向かってさわやかに手を振って頂いたのに感激したことくらいです。
『 プリティーウーマン 』で、リチャード・ギアがジュリア・ロバーツに向かって、確か 「オペラを鑑賞するのには才能がいるんだ 」 というようなセリフがあったと思うんですが、正にその通りだと思いましたよ。私には鑑賞する才能がありませんでした。
というわけで、75分、いかにして睡魔と闘えばよいのかと戦慄しました。
最初の演目と二つ目の演目は5分と10分・・・・まぁ、このくらいなら・・・・
特にエグモントは飽きさせない旋律で、とても良かった!
そして、さぁ、こいっっ!!
気合を入れて第九に臨みました。
第一楽章、第二楽章・・・・力強く躍動感のある演奏で、思わずどちらも聞き入ってしまいました! これなら、このままいけるか??と思いつつ、その頃メインの歌い手(ソプラノ・アルト・テノール・バリトン)達が目を引く衣装でステージに入ってきて、お?そろそろか?と思ったものの(合唱団は最初からずっと後ろで座っています)、第三楽章で優雅でなだらかな雰囲気が続いたのでこのままいくとそろそろやばい(睡魔)か・・・・?というころに、いつの間にか第四楽章へ。
歓喜の歌のおなじみのフレーズが低音のストリングスで静かに流れ出しました! きたきたきたきた~~~~~~!!!
そして合唱団の大合唱と、ド迫力の4人の声楽!!
特にソプラノとバリトンの響きは凄かった(いや、4人とも凄いんだけれども)。 無知でアレなんですが、彼らマイク使ってないんですね。
ホント、信じられません。
大合唱と、ドラマチックで盛大なオーケストラ・・・・
もう、感動と興奮の嵐です。
いやー、第四楽章はもっともっと聞いていたくなりました。
そして何より一番印象深いのは、何と言っても
マエストロ!!
すごいんですよ。75分、指揮台の上で、飛んだり跳ねたりも交えての物凄くエネルギッシュなパフォーマンス。また、その圧倒的なカリスマ性。もう、最初から最後まで目が釘付けになりました。
2~3か月に一度はオーケストラを聴きに来るという妹に言わせると、今日の指揮者は格別によかったと感じたそうです。私は初めて当たった指揮者がその方でとってもラッキーだったんですね。
呂 紹嘉(リュウ・シャオチャ) 氏、台湾生まれの方でした。
初めて生で聴いてみて、なぜ年の瀬にこの演目が人気なのか、よく解りました (ただの感覚)。
(※ほんとうの理由は→ コチラの記事
)
また、生演奏ではクラリネットやオーボエの澄んだ音色に心を打たれました。
録音された音源ではこれまで気が付きませんでした。
そして、演奏者と指揮者の体力・持久力に驚愕です・・・・。
ストリングスなんて、ず~~~~っと忙しく弓を動かしてますもんね。あれだけの長時間。
最後に、ベートーヴェンについては、子供の頃ピアノでソナタ(月光とか熱情とかその辺の)を習って弾いたのと、青木やよひ 著 『ベートーヴェン・不滅の恋人』
( これはかなり面白かった!)で伝記を読んだくらいしか知らないのですが、若い当時の感動と愛着がよみがえりました。
巨匠中の巨匠(楽聖ですもんね)の最高(?)傑作は、私のような素人でも非常に楽しめる素晴らしい演目でした。
そして、気持ちよく送り出してくれた家族よ・・・・本当にありがとう。
この度、夫は行くことを相談すると急だったのに意外に喜んで快諾してくれて、帰ったら興味津々の様子で土産話にじっくり付き合ってくれました。・・・・ありがたや。母親になってからは特に私へのクリスマスプレゼントの習慣はフェイドアウトしてますが・・・・(-"-;) 、今年はその対応が私には最高のプレゼントだったよ~
クラシックは余り興味なくても、第九は是非聴いてみたくなったようです。
そして何より、素晴らしく良い席のチケットを携えて連れて行ってくれた妹よ、(しかもおいしいランチ付きで)本当にありがとう!いつもいろいろ感謝しているよ(*^o^*)!