先日、虎ノ門ヒルズのティファニーワンダー展に行ってきました。宝石やティファニーの歴史、そしてティファニーの職人さんのデモンストレーションなど、とても素敵な展示でした。
しかし、私自身は興味深さと同時に、没頭できない冷めた感情も抱いていました。
展示を見に来る人たちの中には、インフルエンサーやインスタグラムに振り回されているような、SNSの奴隷のような人たちが多くいました。私自身もその中の一人ですけどね。
映える世界観を作りすぎていて、実物に対する感動が薄いように感じました。マーケティングではSNS映えが重要視されているのでしょうね。
そのため、昭和生まれの私には没頭できない感じがありました。
ただ、ティファニーよりも感動できたのは、虎ノ門ヒルズ自体でした。建物としての美しさやおしゃれさがありすぎて、そこにいるだけで恥ずかしくなるくらいでした。完璧におしゃれしていかないと居心地が悪いほど、きれいな建物でした。
ティファニーの展覧会に行ったのに、実は展示の会場になっている虎ノ門ヒルズに感動してしまった、という日になりました。
私の意見ですが、やはり建物自体が美しいだけでなく、展示自体にも感動を求めたいですね。
ティファニーの世界に没頭して感動できなかった私の感性に問題があるような気もします。