福島第1原発 情報発信 -87ページ目

政府、TPP参加の判断時期を“先送り”


 「指針」では、TPP交渉参加判断の時期について「総合的に検討する」との表現にとどめ、当初、6月をメドに結論を出すとしていた従来の方針を先送りしました。

 また、福島第一原発事故を受けて、「環境・エネルギー政策の見直しに向けた検討を開始する」との指針に基づき、政府は今週19日に「新成長戦略実現会議」を再開する方針です。(17日12:17)

「この記事の著作権は TBS系(JNN) に帰属します。」




輸出抹消登録、2か月ぶり前年割れ…4月


日本自動車販売協会連合会が発表した4月の輸出抹消登録台数は、前年同月比10.3%減の4万0717台となり、2か月ぶりにマイナスとなった。

輸出抹消登録台数としては2006年以降、4月としては過去最低となった。

国内中古車市場が、スクラップインセンティブなどの影響でタマ不足となっていることや、円高の影響で中古車の輸出が低迷している。また、福島第一原発事故の影響で、一部の国で日本からの輸入には、放射線検査の証明書を求めるケースがあり、中古車の輸出にも影響が出ている模様だ。


《レスポンス 編集部》

【関連記事】
自動車輸出、15か月ぶりにマイナス…3月実績
車の輸出減が影響---4月上旬の貿易統計
中古車登録、被災地需要あってもタマ不足…4月
【特集クルマと震災】ディーラー新車流され中古車販売、GW返上で車検対応
日本自動車販売協会連合会(自販連) 特別編集

「この記事の著作権は レスポンス に帰属します。」




1号機の水漏れ 圧力抑制室が損傷か


 福島第一原発の1号機については、燃料の大半が溶け落ちているうえ、冷却のために原子炉に注いでいた大量の水がほとんどたまっていないことが、先週、明らかになっています。しかし、圧力容器から漏れた水が、さらに外側の格納容器のどこから漏れているかがわかっていませんでした。

 水漏れの原因について、政府関係者はJNNの取材に対し、格納容器の外側にあるドーナツ状の「圧力抑制室」の損傷である可能性が高いことを明らかにしました。1号機の原子炉建屋の地下にはおよそ4メートル20センチの深さにまで水がたまっていますが、これよりも上の場所で破損個所が見つかっていないため、水没している圧力抑制室の損傷の可能性が高いということです。

 「圧力抑制室」は2号機でも破損している可能性が高いことがわかっていますが、1号機でも圧力抑制室が損傷しているとみられることで、当初、予定していた「冠水」作業は極めて困難となり、冷却方法の見直しも必要となります。(17日11:25)

「この記事の著作権は TBS系(JNN) に帰属します。」




2、3号機も炉心溶融の可能性~細野補佐官


 福島第一原子力発電所について、細野首相補佐官は16日、全ての燃料が溶け落ちた1号機だけでなく、2号機と3号機でも燃料が溶け落ちている可能性を示した。

 細野補佐官は16日の会見で、2号機、3号機では約6時間にわたって原子炉に注水できなかったため、メルトダウンが確認された1号機の14時間と比べても決して短い時間ではないとして、「燃料の大半が溶け落ちている可能性を見なければならない」との見解を示した。また、各号機とも溶け落ちた燃料が圧力容器を突き抜け、格納容器に多少は落ちているとの見方を示し、「最悪の場合でも冷却できる仕組みを工程表で示す」と述べた。

 また、会見では福島第一原発の地震直後の原子炉のデータや作業日誌などが初めて公表された。データからは、1号機で津波が来る前に非常用冷却装置が一時停止していたことがわかった。非常用冷却装置が作動しないと燃料の損傷が進むため、「東京電力」は今後、動作状況をくわしく調べるとしている。

 一方、福島第一原発では17日、3号機のタービン建屋などにたまっている高濃度の放射性物質を含む汚染水の水位が上昇していたことから、汚染水約2万2000トンを別の保管場所に移す作業が始まる予定。

【関連記事】
1~3号機で炉心溶融の可能性~安全委
1号機 津波4時間半後にはメルトダウン
1号機に汚染水、地下にたまった水で冷却
1号機に大量の汚染水 収束作業見直しへ
1号機地下にたまり水、高濃度汚染水か

「この記事の著作権は 日本テレビ系(NNN) に帰属します。」




「世界最悪」汚染処理続く核施設


 そのコンクリートの廃墟は、荒野の中に建っていました。ハンフォード核施設。放射性物質による汚染が「世界で最も深刻」だといわれる場所です。周辺は立ち入り禁止のため近づけませんが、遠くに見えるのは原子炉建屋です。

 ハンフォードの原子炉は、発電するためのものではありません。ここでは、プルトニウムを取り出す作業が行われていました。そして、そのプルトニウムは、長崎に投下された原子爆弾に使われました。

 ハンフォードは、原爆を開発する「マンハッタン計画」の拠点のひとつとして、1943年、情報が漏れないようこの辺境の地に建てられました。世界で初めてとなるプルトニウムの生産に成功。9基の原子炉が建設され、冷戦末期の1989年まで40年あまりにわたって製造が続きました。

 かつて施設内で働いていたこの男性は、放射性の廃液から出たガスを顔に浴びました。脳、肺、嗅覚、足など体中に障害が出たといいます。

 「着用するよう言われたのは白い防護服と手袋、ゴム製のブーツだけでした。マスクを着けたいという人がいると、皆でその人を笑いものにしていました」(ハンフォード核施設で働いていたジョン・スウェインさん)

 危険は、周辺の住民にも及びました。この地で生まれ育ったグロリア・ワイズさん(66)。甲状腺ガンを患っています。1949年、環境への影響を調べるためなどとして、施設から放射線物質を放出する実験が予告なしに行われました。当時5歳だったグロリアさんは、知らないうちに被ばくしました。

 「彼らは私たちを実験用モルモットにしたのです。何が行われているのか誰も知らず、ここに住む人の多くが実験によって病気になりました。私たちがこの街で育っている間も放射性物質で汚染されていたなんて信じられません」(被ばくしたグロリア・ワイズさん)

 グロリアさんは裁判で国と争い、ガンと実験との因果関係が認められました。

 そして、今も住民を苦しめているものがあります。福島第一原発でも、その処理が問題になっている汚染水です。ハンフォードの核施設の地下には、2億リットルもの放射性廃液が177個の巨大なタンクに入れられ貯蔵されています。その廃液は濡れ続けていて、地下水にまで到達しているのが政府の調査で確認されています。

 施設で検査官として働いていたケイシー・ルードさんは、「汚染物質が混入した地下水が、近くの川に流れこんでいる」と指摘します。

 「地下水の放射性物質は拡散しています。我々はそれを止めることができず、状況の理解もしていません。地下水の汚染はいつ表面化するか分からないのです」(元ハンフォード核施設検査官 ケイシー・ルードさん)

 原子炉が建つのは、キングサーモンが産卵にやってくるコロンビア川のほとり。かつて、原子炉を冷却するための水を取り、時には汚染された水を流すこともあったというこの川に、今もなお廃液が混入した地下水が流れ込んでいる恐れがあります。

 「施設では今でも大きな重機を使って汚染した土壌を取り除く作業が続けられています。しかし、元に戻るまでには150年以上かかるという見方もあり、そのゴールは全く見えていません。」(記者)

 敷地内では、汚染された土壌の入れ替え作業が続いています。しかし、大量の廃棄物が広大な敷地のいたるところに捨てられていて、計画通りには進んでいません

 「2052年までにタンクの廃棄物を全てきれいにするのが目標です。その後も地下水や施設の汚染具合の監視を続けなければなりません。ですから、除染作業はさらに100年以上は続く可能性があります」(除染作業担当者 ディーター・ボアマンさん)

 多くの命を奪った原爆。それを生み出した施設は、今もなお人々の健康を脅かし続けています。(16日23:03)

「この記事の著作権は TBS系(JNN) に帰属します。」