東電、政府に1.8兆円の追加支援申請へ
東京電力は29日午前、取締役会を開き、政府の原子力損害賠償支援機構に対し、1兆円規模の資本注入と、原発事故の賠償に充てる資金約8500億円の追加支援を求めることを決めた。29日午後、機構に対して申請する見通し。認められれば、東京電力に対する公的資金の注入はこれまでに計3兆5000億円規模になる。
一方、資本注入と賠償資金の支援を受けるには、東京電力は機構と策定中の「総合特別事業計画」を提出し、認可を受ける必要があるが、勝俣会長の後任人事などが決まらないため、提出は来月に先送りになる見通し。
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原発20キロ圏、東電が魚介類を初調査
原発の警戒区域にある海では、これまで海水や海底の土の放射性物質の調査は行われていましたが、魚介類についての調査は29日が初めてです。29日朝は、漁業者と東京電力の担当者が福島県いわき市の久之浜漁港から船を出し、警戒区域に向かいました。そして、第一原発からおよそ18キロの河口付近で、コウナゴの検体を採取しました。
「漁場がもともと久之浜から北(20キロ圏内)。何とも言えない。行ったってつらくて、商売できない」(調査に参加した漁師)
検体は千葉県の研究機関で検査し、およそ2週間後に結果が公表されるということです。(29日11:39)
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福島第一原発の最高幹部が語る「原発爆発の真実」 地震直後から書き残したメモ●3 血の気がひいた瞬
福島第一原発で事故対応にあたった最高幹部の一人が取材に応じた。最高幹部は地震直後からメモを書き残していた。そのメモをもとに、当時を振り返った。
突然、ゴゴッと大きな音が聞こえてきた。余震なのかと思った。すると、しばらくして、作業員2~3人があわてて飛び込んできて、「津波がきている」と叫んだ。
部屋にいた面々は、駆け足でおりて、建物の外に出て、海を見下ろした。高く大きな津波が原子力発電所をのみこもうとしていた。みるみるうちに、何台もの車が流されていき、大きなタンクのようなものが波間に浮いているのが見えた。
とんでもないことが起きるんじゃないか。体が震えた。
室内には怒号に似た声が飛び交った。
「1号機、水位がわからないぞ」
「2号機もだめだっ」
「電源トリップ(停止)」
「発電機がやられた」
「2号機、再起動したが、トリップで注水できません」
当時のメモにはこうある。
〈血の気、ひく〉
頭によぎったのは、「全交流電源喪失=ブラックアウト」だった。
*今西憲之+週刊朝日取材班著『最高幹部の独白~福島原発の真実』より抜粋
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福島第一原発 、 原子力発電所 、 トリップ を調べる
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部屋にいた面々は、駆け足でおりて、建物の外に出て、海を見下ろした。高く大きな津波が原子力発電所をのみこもうとしていた。みるみるうちに、何台もの車が流されていき、大きなタンクのようなものが波間に浮いているのが見えた。
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「1号機、水位がわからないぞ」
「2号機もだめだっ」
「電源トリップ(停止)」
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当時のメモにはこうある。
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頭によぎったのは、「全交流電源喪失=ブラックアウト」だった。
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東電、福島原発近海の魚調査へ
東京電力によりますと、調査は福島第一原発から20キロ圏内の海で29日から行われます。調査には福島県の漁協が協力し、最も近いところでは原発からおよそ3キロの地点で魚をとり、放射性物質がどの程度蓄積しているのかを調べます。
調査方法は刺網や底引き網などで、1か月に1回、複数の場所で実施。対象となる魚は「カレイ」や「ヒラメ」「コウナゴ」や「シラウオ」などを想定しています。
東京電力が原発周辺の海で魚の調査を行うのは初めてで、当面3か月程度実施するとしています。(29日01:31)
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高校の教科書検定
公表されたのは、来年4月から使われる高校教科書275点。このうち、地理や歴史、物理などの教科書53点が東日本大震災に触れており、津波被害や福島第一原発事故などについての記述も盛り込まれた。また、英語の教科書には「日本のカワイイ文化」の代表としてアイドルグループ「AKB48」が登場している。
28日の『デイリープラネット』「プラネット・View」は、「高校の教科書検定」をテーマに、社会部の文科省担当・鈴木美穂記者が解説する。(動画配信のみ)
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