失敗をしてきたから成功してるんだ | North Creek

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自分を励ますために書いてます。

ヒーローというのはいつも自分の中にいるもので、年齢とともにヒーロー像は変わってくるものではないでしょうか。みなさんの心のヒーローは一体どなたですか。

ちなみに私の学生時代のヒーローは、MJこと、マイケル・ジョーダン選手でした。彼はNBAのシカゴ・ブルズにて13シーズンプレイし、うち6度チャンピオンの座にのぼりつめました。名実ともに最高の、完成されたバスケットボールプレイヤーだったと思います。

彼を定義づけるプレイは幾多もありますが、私の好みのプレイを言いますと、実は彼のキャリア前半に見せた激しいダンクシーンではなく、どちらかといえば一度野球をするのに引退してから復帰してきたころのミドルレンジからのジャンプショットです。
ジャンプショットは、ちなみにバスケットボール選手にとっては基本中の基本のシュートで、派手なダンクシュートのような特別な攻撃ではありません。ただ、なぜか私はそのような彼のプレイに魅かれました。おそらく、ここというときに見せる、あの美しいフォームから放たれるブザービーター(攻撃制限時間内ギリギリで成功させるショットのこと)を何度も見たからでしょうか。

そんなMJが一時ナイキのCMに出ていて、すばらしいメッセージを残していましたので、今日はその台詞を久々に振り返りたいと思います。ちなみに、あたりまえですが、ちょっと英語です。


I've missed more than 9000 shots in my career.
I've lost almost 300 games, and 26 times,
I've been trusted to take the game winning shot and missed.
I've failed over and over and over again in my life.
That is why I succeed.


プロとしてプレイした中で9000本以上もシュートをはずしてきた。
負けた試合は、300試合ほどもある。勝利を決定付ける大事なシュートを任されて、はずしてしまったこと26回。
今までに、何度も、何度も、何度も失敗してきている。
でもだからこそ、今成功している。


勝ちにこだわり、負けることを最後まで拒否した、マイケル・ジョーダン選手が語るこのメッセージにはいつも心を打たれます。ジョーダン選手でも、シュートを打てばはずすこともある、まして大事な大事な試合の勝敗を決定付けるシュートでさえはずしたことが20数回ある。でも、彼は「だからこそ今成功しているんだ」とメッセージをしめくくっています。彼がプレイした時代に生きていること、本当にうれしく思います。


こんなことを思い今日も自分を励ましています。今の自分に感謝。