タコの秘密 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

皆さんこんにちは!

ぽんすけです!

 

 

今日は水族館のバックヤードで飼育している

皆さんにもお馴染みの生き物をご紹介します!

 

 

タコマダコです!タコ

 

 

タコと言えばタコ焼き、煮物、お刺身などなど…

日本人の大好きな料理には欠かせない海産物ですよね!

 

 

 

私も食べるのも大好きではあるんですが…

タコは飼育する上でとっても魅力的な生き物でもあるんです!

 

 

 

水族館では一緒の水槽に入れる際に

このように大きめの洗濯ネットに入れて

ケンカしないようにしてます

 

 

 

そのためネットを定期的に洗うんですが、

その際にはタコたちをいったんバケツに移します。

 

 

↑大人しくしてくれていますウインク

 

 

 

そんなこんなでタコに待ってもらっている間に

ネットを洗っていると…

 

 

 

 

 

 

白いモヤモヤがかなりたくさん浮いてるのを発見!!

実はこれタコの吸盤の脱皮した皮なんです!

 

 

 

タコはいろんなものに吸盤を使って吸着することで

吸盤の消耗が非常に激しく、

いつでもしっかりと吸着できるように

頻繁に脱皮を行います。

 

 

さらにタコは吸盤でオスとメスを見分ける事が出来るんです。

 

吸盤が小さく規則正しく並んでいればメス

吸盤が大きくバラバラに並んでいればオスとなります。

 

 

では見てみましょう…

 

 

↑どうやら水族館のタコはどちらもオスのようです!

 

 

 

姿も生態もとってもユニークなタコタコ

 

 

皆さんもタコ料理作る際などには

タコのことをじっくり観察してみるのも

面白いかもしれません…目

 

ぽんすけ