深海のサル⁉ | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさんこんにちは!

いぺおです。

 

 

快適な連日の気候とは打って変わって

本日の沼津は肌寒いです...。

でもこんな日は温かいものが美味しいですよね^^

 

今日は帰りにコンビニでおでんでも買おうと思います!

 

 

ところで、世の中には別の生物の名前を持つ

生物がいるのをご存知でしょうか?

ネコザメやイヌザメ、トラギスといった生物から

陸上動物ではハリネズミなんかもそうです。

ネズミと名前に付いてはいますがネズミではありません。

 

そして深海には、サルという意味の名前を持つ生物も存在します。

 

それがコチラのエンコウガニです。

ボールペンと比較するとハサミの巨大さが

よく分かるかと思います。

 

え、サルなんて文字どこにも無くない?と

思われるかもしれません。

エンコウは漢字では「猿猴」と書き、

サルという意味があります。

 

一体どこがサルなのかというと、

彼らの甲羅の形がサルの顔のように見えることから

この名が付いたそうです。

 

その甲羅がコチラですが...

なんとも難しいですね^^;

 

こういうことなのでしょうか??(笑)

見え方は人それぞれですので、

私の見方は違うかもしれませんね^^;

 

 

そんなエンコウガニのお話をしてきましたが、

駿河湾大水槽には規格外の『エンコウガニ』が暮らしています。

 

このピースしてくれている可愛らしいカニのことで、

正しくはオオエンコウガニという名前です!

規格外なのは大きさです。

めちゃくちゃデカいです。

 

先ほどのエンコウガニの写真を見てからだと

ボールペンとのサイズ差にビックリしますよね(笑)

 

オオエンコウガニの「オオ」は、

単純に大きさから来ているのでしょう。

 

今回はエンコウガニ、オオエンコウガニを紹介しましたが、

世の中の大半の生物についている名前には

何かしら意味が込められています。

そんなところにも注目してみると、

水族館をより楽しめるのではないでしょうか!

 

こういうことを考えるのも意外と

ワクワクしますよ^^

 

 

いぺお