特濃 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 

みなさん、こんにちは!

 

 

 

ここ数日、少し涼しい日が続き

なんだか秋を感じますねイチョウ

 

9月中旬~下旬にかけて、

底曳き網漁がまた始まります。

 

涼しくなると底曳き網を意識してしまう、

これも一種の職業病なのでしょうか。

 

 

 

今年は、どんな生き物に

会えるのか?今から楽しみです!

 

 

 

 

 

先日、深海コーナーで

飼育していたツノモチダコが

残念ながら亡くなってしまいました。

 

 

死んでしまったツノモチダコから

出てきたのは…

 

 

 

 

 

※ちょっと画像が

グロテスクかもです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう。タコの代名詞でもある

“墨“(すみ)でした。

 

 

 

 

 

 

 

深海のアイドルで有名な

メンダコはタコですが、

墨袋を持っていません。

 

 

 

 

 

その理由として、

深海は真っ暗なので

墨を吐いても意味がないからなどと

予想されていますが、

 

 

同じような深海に棲む

ツノモチダコは割と多めに

しっかりと墨を持っていました。

 

 

 

 

 

 

 

水槽内で墨を吐いてしまって

困らせることもあまりない種類なので、

これまであまり気にしていませんでした。

 

 

 

こんなに立派な墨を

持っているんだとびっくりしました。

 

 

 

また、今年の漁期も新たな

発見が出来るような

シーズンにしていきたいです♪

 

 

 

カエル まゆげ カエル