みなさんこんにちは。
会うたび育つ(あたりまえ)
甥っ子姪っ子を眺めるのが
愉快なナメタケです。
今回すくすくとした
成長っぷりをご覧頂くのは…
ボタンエビです!
この写真↑に写っているのも、
当館で生まれ育った個体で、
おととしに生まれました。
ちなみに、去年生まれた個体と
比べてみると…
1年で倍以上大きくなって
いるのが分かります!
しかし、大きくなってはいますが
まだまだオスサイズ。
実はボタンエビは雌雄同体で
雄性先熟のため、若い個体は
繁殖期がやってきた時にまずオスとして
繁殖に参加します。
そして、成長するとメスに性転換し、
メスとして繁殖に参加するようになります。
このため、体長13cm前後を超える
大型の個体はすべてメスとなるわけです。
ちなみに、一度に500~1200個程度を
産卵しますが、現在水族館に
残っているのは100匹以下です。
野生下よりも生存率は高いかもしれませんが、
厳しい世界ですね。
餌を与えた後は、壮絶な
争奪戦を繰り広げます。
こんなとき、賢いな~と思うのは
餌を掴んだら泳ぎだし、
レイアウトの枝や岩につかまって
争いから逃れる個体です。
まだ残暑もありますが、
お出かけの際は
温度の差にもお気をつけ下さい!
ナメタケ