ハリモグラの階級制度 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

最近、記録的豪雨が

頻発しているように感じます。

 

これも地球温暖化の影響なのでしょうか。。

物思いにふけていますしまんちゅです。

 

 

当館では、シーラカンスと同じく

進化の鍵を握る生き物として

ハリモグラを3匹展示しています。

 

 

本日はそんなハリモグラの

すこし寂しいお話です。

 

ハリモグラは夜行性なので、

開館中はほとんど動かず、

舎内のくぼみで丸くなっている

ことがほとんどです。

 

しかし、このくぼみには

どうやら2匹しかはいれないらしく、、

いつも1匹だけ外に出ている状態なんです。

 

そしていつも仲間外れにされているのが

写真一番左のハリモグラ、グンタ君です。

 

僕の知る限り、グンタ君がこの穴を

勝ち取っているのをみたことがありません。

(一度だけ、穴に入っている所を他のハリモグラに

追い出されているところはみました笑)

 

今日は水入れの容器をひっくり返して

こんな感じ

なんと哀愁の漂う後ろ姿なんでしょう。

 

もしかするとハリモグラにも人間と同じく

階級制度が存在するのかもしれません(意味深ニヤリ

 

頑張れグンタ君ビックリマーク

 

しまんちゅ