珍プレー好プレー | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさんこんにちは。

 

 

先日ウミケムシに右手人差し指をやられましたが、

未だに腫れも引かず、ペンを握るのも一苦労です。

 

 

右手人差し指だけパンパンです。

関節もここまでしか曲がりません。

侮るなかれウミケムシ。

そろそろ良くなってくれないとつらい...

 

 

さて、生き物たちは水槽内で面白い行動や不思議な行動を時折見せてくれますので、今日はそんな生き物たちの珍プレー好プレー?的なものをご紹介。

 

 

まずは女性支持率NO1!?フウセンウオ。

岩に張り付いていることが多いんですが、岩も苔がひどくなってきたので洗おうとした時の1枚。定位置にいるフウセンウオを無理やりどけようとしたところ・・・そこだけまったく苔が生えてない!!!

 

いやいや、どんだけ長い間そのポジションにいたんですか(笑)

水槽内に3匹のフウセンウオが同居しており、いつもいる場所が一緒だよなー とは思ってましたがここまでとは。

 

まめに掃除してあげようと心に決めました。

 

 

次はミノエビさん。

給餌の際にシラスあげたところ、、、頭の棘の間にスポッ!!!

辺りを必死に探すミノエビ、しっかりとハマって微動だにしないシラス。

かなりシュールでした、ちょっとチョンマゲみたいですね(笑)

 

 

そして最後は市場の方のファインプレー。

「白いアカザエビがいるけど水族館で必要か!?」

 

 

何!?白いアカザエビ!!!

期待に胸を膨らませ、やってきたのは

 

 

確かに白い!!!

「想像していた純白ではないが・・・」

 

 

残念ながら死んでいましたが、珍しい生物がいたときに漁師さんや市場の方が声をかけてくれるのは嬉しい限りです。次回は生きて水族館にやってきてくれるのを期待しましょう。

 

まだまだ紹介したりないですが、ネタは小出しにしてきたいと思います、気が向いたらまたご紹介しますね。

 

 

フトタ