サメの卵の中がすぎょい! | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

夏休みも入り、平日でも子供たちで館内は賑わいをみせています。








私も連休に


水族館を3つ巡ってきました!

どこも初めて行く水族館で

参考になる展示や、興味をそそるものなど

たくさん見れましたよ。










ってってって~!


沼津も負けてはいられません!


新しいイベントや~

カニのお面イベントとか~

サメの展示などなど~


夏も盛り上がりますよ~(*^ー^)ノ








さて今日はnt>


この間お客様に色々質問を受けたサメの卵を紹介します。




サメには卵生、卵胎生、胎生と3つの繁殖方法があります。




その中で、


卵生のサメ「イヌザメ」を展示しています。





サメの卵は変わった形が多いのと


孵化まで半年~1年ほどかかるのが特徴です。




孵化するまで、卵が流れないように


岩などに引っ掛りやすい形をしています。













イヌザメの卵












ナヌカザメの卵













ネコザメの卵










そして、卵の中では


硬い殻に守られた赤ちゃんが卵の栄養で成長していきます。




そんな卵の中を覗いちゃったんですけど











見ます?














はい、コチラです。






卵の中の動く赤ちゃんがなんとも神秘的。




発生初期は糸くず状態なんです。


そこから徐々に魚っぽく?なり


サメっぽく?なり模様が出て来ます。


孵化直前は、卵の中が赤ちゃんでパンパンになります。







そして、発生が初期な程不安定。


卵の向きを変えたり


卵を取り出して中に空気が入ってしまうと、


死んでしまうことがあります。




ちっちゃなちっちゃな赤ちゃん

大事に見守りましょう。


そして、生で動く

神秘的な赤ちゃんを見に来てください。








ほらね、夏はもう


沼津で決まりです(^^)











のべ