先日エアコン取付の下見に行ったお宅での事です。
コンセントの位置が悪く、更にカーテンレールが当たってしまい室内機を取り付けるスペースが無い事が判明しました。
コンセントを天井に移設すれば室内機を付ける事は可能ですので、「うちでも出来ますが、一応リフォームをした業者さんに相談
してみてはどうですか?」と提案したところ、お客様のほうでリフォーム業者さんに見てもらったそうです。
その見に来た業者さんが言ったのは、「幅が68センチの室内機なら付けられますので探してみてください。」と言ったそうです。
更に「このカーテンレールも切れますので自分で切って処理してください。」とも言い出したそうです。
その人任せの対応に、お客さんもブチ切れて、住宅会社に文句を言ったそうです。
さすがに住宅会社の担当は非礼をお詫びして、コンセント移設工事を無償で行うと言ってくれたそうですが、お客さんの方はもうその
リフォーム会社には工事をやってもらいたくないらしく、結局当社で工事を行い工事費を直接住宅会社へ請求するという事になりました。
だいたい幅68cmのエアコンなんてあるのでしょうか?
私の記憶ではないのですがね~。
今回のクレーム事例の状況を整理すると、まず親会社である住宅会社は東京の会社で、工事は現場に近いリフォ-ム会社に丸投げで任せっ切りで確認すらしに来ない。
そのリフォーム会社も工事が完了してしまえば直接のお客様ではないので、後々付き合ってこうなんて気持ちはさらさらなく、工事が完了したらそれで全て終りにしたいという気持ちがあるという事です。
こんな組み合わせでは良い工事は出来ないです。
コスト削減で安いとは思いますが、それも何の問題もなく工事が完了したらという事でしょう。
工事関係は、物を売ってお金貰いはいサヨナラという訳にはいきません。
問題も多々出て来ますから、その時の対応の良否は、コスト以上の差が出て来ると思います。
リフォームでもエアコン取付でも、工事の絡むものは、やはり地元で長く付き合える業者さんが一番のような気がします。