1月24日の朝、リコー通りのイトーヨーカドーの前で、猫が車にひかれてしまいました。
通勤通学の時間帯で人通りも多かったのですが、車にひかれて死んでいる猫には、みんな気持ち悪がったり見て見ぬふりをして、誰も何もしようとしなかったそうです。
しかし、通学途中だった沼津五中生の男子生徒二人は、どうしてもそのままにしておくのは可哀そう過ぎて、その死んでいる猫を素手で抱えて歩道まで運んだそうです。
そして学校に着くなり先生に猫の処分依頼の電話を市役所にしてもらったそうです。
動物の死骸、それも車にひかれた死骸は、やはり気持ち悪かったでしょう。
でも、彼等はそれ以上に死んだ猫が可哀そうで、いてもたってもいられなかったのだと思います。
近所の大人も出てきて見ていたそうですが、面倒臭がって市役所への電話を頼んでもしてくれなかったそうです。
それを責めるつもりはありませんし、私も知らんぷりしたかもしれません。
そんな事はどうでもいいんです。
ただ、その沼津五中生の行動を賞賛したいと思います。
ほんの小さな命でも、その尊さをしっかり理解している証拠でしょう。
それとその小さな命に対する優しい気持ちもちゃんと持っているという事です。
そして、その気持ちの通りに行動する行動力も素晴らしいと思います。
受験勉強でピリピリしているこの時期のこの行いは、ホント素晴らしいと思います。
今朝、猫を運んだ沼津五中生の二人、受験勉強も頑張れよ~。
きっと、その猫も天国から力をくれると思うよ。