今日の冷媒充填作業 | 沼津のエアコン工事専門店 ㈱ 沼冷 ゴルフと阪神タイガース大好き社長のブログ

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今日は、小山までエアコンの冷媒充填作業に行ってきました。

依頼内容は室外機も動いているのに効きが悪いという事でしたので、まあ冷媒不足だろうなと予想は出来ました。

最初、取付けた業者さんに連絡したそうですが「うちは修理はやってないから他に頼んで下さい。」と断られたそうです。

こういう時、取付は出来ても修理や冷媒充填は出来ないという業者さんだと困りますよね。

っていうか、私としたら「よくやるよな~」って感じです。



作業自体は冷媒充填だけで済んだのですが、何故冷媒が不足してしまったのかという疑問は残ります。

原則、エアコンの冷媒は漏れませんから、もし冷媒が漏れて少なくなったとしたら必ず原因はあるはずです。

今回は、中古エアコンを外してきて再度取付けたとの事でしたので、どこか作業の途中で抜けてしまったのかもしれません。


いろいろお客さんと話をしたのですが、引っかかる点がいくつかありました。

というのは、取付けた業者さんは「室外機が動いているから大丈夫。」とだけ言って吹き出し温度も運転圧力も確認しないで終わってしまったそうです。

取付けた時に、ちゃんと動作確認をしてガスもちゃんと規定量入っている事を確認して終わりにしていれば、トラブルにはならなかったと思いました。

ユーザーさんは、「ちゃんと動いてますよ。」と言われれば、それ以上の事は解りませんから、やはりここは業者さんのほうでしっかり説明をして完了とするべきだったでしょう。


中古のエアコンの場合は、既に取付ける前からガスが少ない状態のものも少なくありません。

それに、ガスがあるかないかは取付けて運転してみないと解りませんから、試運転はホント重要です。


今は、殆どいないと思いますが、たまにエアーパージという方法を行って取付る業者さんもいます。

これは、真空ポンプを使わずに冷媒ガスの吹き出しにより配管内部の空気を抜く方法で、少量ではありますが確実に冷媒ガスは抜けます。

「真空ポンプを使って真空引きはしますよね。」と確認するのが、ユーザーさん側としての冷媒抜け防止の最低限の防御策です。

これは覚えておいて欲しいと思います。

真空ポンプを使った真空引きは新品中古を問わず常識の作業ですから。


エアコンは冷蔵庫や洗濯機のようなコンセントを差し込んで動けば、「はい完了」というものではありません。

しっかり取付けて、正常に作動して初めて商品となるものです。

きちんとした工事をしたいですね。


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