ブレーカーの容量アップが出来ない事例 | 沼津のエアコン工事専門店 ㈱ 沼冷 ゴルフと阪神タイガース大好き社長のブログ

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エアコンを取付ける時に気を付けなければならないのは、ブレーカーの容量です。

もし容量不足な場合は、電気会社にいって契約アンペア数を変えなければなりません。

しかし、どんな家でもブレーカーの契約容量を上げられるとは限りません。

特に古い家は要注意です。

今回見た現場も古い家で現状30Aのブレーカーが付いていたのですが、形状を確認したところ、30Aまでしか使えない仕様となっていました。


では、どんなブレーカーが30Aから容量を上げられないのかを説明したいと思います。

まずは線の本数です。

最近のブレーカーには殆どの場合3本の線が入っていますが、古い家の場合は2本しか入っていない場合もあるんです。

これは3線式とか2線式と言います。



この写真は古いタイプのブレーカーなんですが、線が白と赤の2本しかないですよね。

これが2線式というやつで、30Aまでしか使えない仕様となります。

これにもう一本黒い線が入っていて3線式であれば、容量アップは可能なんですけどネ。

でも無制限に上げられるものではありませんのでご注意を。





これは、外のメーターとなります。

電気はまず近くの電柱からこのメーターへと送られそこから家の中のブレーカーへ送られています。

このメーターまでの線の太さによってどこまで容量を上げられるかが決まります。

ブレーカーが2線式となっている込場合は、このメーターへの引き込み線も2線式となっているはずです。


もしこのようなブレーカーの場合で、契約容量アップをしたいとなると、ちょっと面倒です。

まずブレーカーそっくりとメーター全て交換となります。

また、メーターまでの引き込み線とそこからブレーカーまでの線を全て2線から3線へと変えなければなりません。

電力会社への申請も必要となりますので、電気屋さんにお願いする事になります。

直接電気会社へ依頼をしても、電気会社は工事は請けませんので、「電気工事屋さんにお願いしてください。」と言われちゃいますので気を付け下さい。

おそらく15万~20万位はかかるのではないでしょうか!?

まあでも、やらなきゃエアコンの増設もなにも出来ませんから、仕方ないですね。冷や汗



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