エアコン室外機の移設 | 沼津のエアコン工事専門店 ㈱ 沼冷 ゴルフと阪神タイガース大好き社長のブログ

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エアコンの室外機だけを移動したいという依頼がたまにあります。

配管を伸ばすだけなので作業自体は簡単なのですが、ひとつ注意したい事があります。

それは、エアコンには許容配管長というものがあり、室内機と室外機を繋ぐ配管の長さや高低差に制限があるという事です。

家庭用のエアコンで6畳~14畳位の大きさの場合は、機種によって違いますが10m~15m位となっており、フロンガスの追加充填をして20m位迄となっています。

それ以上伸ばしたりすると、効きが悪くなるだけでなく思わぬ故障の原因ともなります。

許容範囲内であれば使えますが、出来ればギリギリは避けたいですね。

許容範囲の8割位に抑えたいです。


参考までに作業工程はこんな感じです。

①ポンプダウンをして冷媒を室外機の中に回収します。

②配管・連絡線・ドレンホースを外します。

③配管は溶接、連絡線は圧着して延長します。

④真空ポンプを使い真空引きをします。

⑤バルブを開けてフロンガスを通します。

⑥運転圧力を確認して正常であれば完了です。


冷媒配管を延長する時にフレアナットで繋ぐやり方もあるのですが、これは冷媒漏れの危険性がありますので溶接での繋ぎが確実です。

作業時間としては、配管の長さにもよりますがだいたい半日です。

費用は作業費15,000円+配管材料費2,500円/mってとこですかね。


私の知るところですと、同じメーカーの同等機種でも量販店のオリジナルモデルは許容配管帳が短いものがありますので、買う時も注意したいですね。

以前、量販店で配管長の説明を受けたら、すかさずワンランク上の機種を薦められてしまいした。冷や汗


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