フロン排出抑制法つて? その④  簡易点検 | 沼津のエアコン工事専門店 ㈱ 沼冷 ゴルフと阪神タイガース大好き社長のブログ

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前回は、機械と点検の種類との関係について書きました。

どのような機械にどのような点検が必要なのかご理解いただけたと思います。


今回は、全ての第一種特定製品に対して3ケ月に一回以上必要な簡易点検の内容について書きたいと思います。


名前のとおり簡易点検なので、特殊な工具は必要ありませんので、一般の方でも行う事が出来ます。

使うのは耳と目と手だけです。

但し、室内機が天井に付いてる場合は脚立が必要になりますね。


まずは室外機からですが、運転中に異音がしないか振動がないかを確認します。

次に、室外機のアルミフィンに油が滲んでないかを確認します。

これは油が滲んでいたら冷媒漏れの可能性があるという事で確認が必要なんです。

ついでにアルミフィンの汚れも確認します。

アルミフィンが汚れていたりゴミが詰まっていたりすると効きも悪くなりますし、故障の原因ともなります。

あとは、冷媒配管に霜が付いていないかどうかを確認しましょう。

これも冷媒不足の時によくある現象です。

まあこんなとこですかね。


続いて室内機です。

室内機に関しては、冷房時は冷たい風が暖房時には暖かい風がちゃんと出ているかどうかをまず確認します。

あとはフィルターや内部の汚れを確認して室外機と同じように異音や振動を確認します。

ついでに臭いなんかも確認したら内部のカビの発生具合も解りますよ。

カビ臭かったら洗浄の時期でしょう。


簡易点検はだいたいこんなとこです。

一般の方に出来るのはこんなところまででしょう。

でも、これだけの事でも突然のエアコン故障で焦ったりする事はなくなりますから、面倒でもやっておきたいですね。

本当は法律なんで義務なんですけどネ~。

そして大事なのは、くれぐれもカバーを外したりして無理をしないという事です。

思わぬ感電やケーシングのゆがみでカバーが閉まらなくなってしまう場合もあります。


少しでも異常がみられたら、修理屋さんに連絡して点検してもらいましょう。

機械も人間と同じで早期治療が大切です。

よくあるのが、冷媒不足のまま運転し続けて圧縮機を壊してしうという事です。

冷媒漏れ補修で3万位で済んだのが、圧縮機交換で30万と10倍の修理費がかかってしまう場合もありますのでご注意を。

「まだ多少効いているからいいや。」というのは、ヤバイですよ。


次は定期点検について書きたいと思います。


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