エアコンを取付ける時よく問題になるのが、ブレーカーの容量です。
マンションやアパートで既に専用コンセントも穴もある場合は、基本そこにエアコンを付けるという想定でブレーカー容量を決めているのでまず容量不足はないのですが、一般戸建住宅なんかの場合は、かなりヤバイ時もあります。
当初リビングのみにエアコンが付いていて、それから子供部屋や寝室なんかにエアコンを増設すると、ブレーカーの契約容量をオーバーしてしまう場合があります。
そうするとどうなるかというと、ブレーカーが飛んでしまいます。
なので、エアコン増設の場合はかならずブレーカーの容量を確認しましょう。
エアコンを設置する場合必ず専用コンセントが必要となります。
エアコンを付ける場所にコンセントがなければ、必ず専用コンセントを増設してさらにブレーカーに空きがなければ専用ブレーカーを付けなければなりません。
家全体のブレーカー容量内であればここまでの電気工事で済むのですが、もし容量が足りなくなると、電力会社に頼んで契約を上げなければなりません。
40Aのブレーカーを50Aや60Aのブレーカーに交換してもらうんです。
これは電力会社に依頼しればすぐにやってもらえます。
しかし、このブレーカー容量変更が出来ない場合も実はあるんです。
それは電柱から家の電気メーター・ブレーカーまでの引き込み線の問題なんです。
引き込み線の太さによってはあまり大容量のブレーカーは付けられないんです。
もし引き込み線が細かったら、ブレーカーの容量を上げたくてもあげられません。
どうしても容量UPしたいのであれば、電気メーターなどの交換も必要となってしまう場合もあります。
これは、電気工事屋さんや電力会社に確認するしかありません。
エアコン1台付けるにも、実はいろいろと確認する事が多いんですよね。