アゲイン 28年目の甲子園を観てきました。
地味な映画でしたが、いい映画でした。
でも観る人にもよるかもしれませんネ。
私のようなおじさんには、グッとくるものがあるかもしれません。
何かに夢中だった若い頃というのは、忘れてしまいがちです。
歳をとれば、いつまでも若い頃のような熱い気持ちを持ち続けるというのも、なかなか難しくなってきます。
でもたまには思いだすのもいいな~と思いました。
歳をとってまた夢を追うなんて難しいかもしれませんが、その時の気持ちを思い出すだけでも再び何かに夢中になってみる価値はあると思います。
それともうひとつ、親子の絆というのがテーマとなっています。
主人公の坂町は娘と疎遠になっているし、美枝も離婚した父親の昔の出来事に負い目を感じていて悩んでいます。
どうなるかは観てのお楽しみなのでネタバレはしませんが、再び甲子園を目指す事がいろんな問題の解決の糸口となっているのは間違いないですね。
昔、高校球児だったひとはもちろんですが、高校球児でなくても自分の息子が小さい頃から野球をやっていて一緒に練習をした思い出のあるお父さん達には是非みてほしいですね。
私の長男が小学生のころ少年野球をやっていて、私もそのチームでコーチをしていたのですが、実はそんなシーンも出てくるんです。
そこが一番ジーンときましたネ。
他の人とちょっと違うかもしれませんが…。
そしてテーマソングの浜田省吾の「夢のつづき」も最高でした。
ラストシーンにはもうこの曲しかないなって思いましたね。
長男とキャッチボールまたしてみたくなっちゃいました。
でも恥ずかしくて言えないな~。