自然冷媒入れ替えは絶対ダメです。 | 沼津のエアコン工事専門店 ㈱ 沼冷 ゴルフと阪神タイガース大好き社長のブログ

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最近、「エアコンの中に入っている冷媒ガスを自然冷媒に入替えると省エネになって機器も長持ちしていいですよ。」というフレコミで冷媒ガスの入替えを進めてくる業者が増えているようです。


自然冷媒とは、従来のフッ素・炭素系の冷媒ではなく自然系物質で作られた冷媒の事です。

多いのが、炭化水素系やプロパン系みたいです。

ここではっきりさせておきたいのは、この自然冷媒は各エアコンメーカー及び環境省などは一切認めておらず推奨もしていないという事です。


メーカー側としては、標準の冷媒ガス以外を入れた機器はいっさい保障対象外となり、いかなる修理も受け付けないという事になっています。

更に、もし自然冷媒に一度入替えてしまい元の冷媒ガスに戻しても同じ事となってしまいます。

各エアコンメーカーは、使用する冷媒に対して圧縮機等の部品を組み合わせて作っています。

冷媒ガスは特性がいろいろありますがら、機械にあった冷媒ガスを使わないと

故障の原因となったりします。


一番の問題は、ものによってはかなりの可燃性となる事です。

実際、爆発した事例もあると聞きました。

「冷媒ガスは完全に密閉されていますから漏れる事はありません。」などと言ってくるそうですが、この時点で進めてくる業者はエアコンの事を全く知らないという事がはっきりしますね。

はっきり言って、エアコンのガス漏れはあります。


効きに関しても、特に暖房運転時の効きの悪さが多いようです。

従来の冷媒量の三分の一の量で更に低い圧力で運転するようですので、確かに理屈では省エネになりそうですけど、その分効きも悪くなるような気がしないでもありません。


自然冷媒に入替えて故障してしまった場合、メーカーはもちろん相手にしてくれませんし、もし他の修理業者が修理したとしても保障はしてくれないでしょう。

「一応治ったかもしれませんがまた壊れる覚悟はして下さい。」と言われてしまうでしょう。


もし自然冷媒に入替えた事を言わずに、修理業者が知らずに標準の冷媒を入れて混合させてしまったら最後です。

もう機械入替えでしょう。

最悪は爆発して負傷者がでる危険もあります。

これは脅しでもなんでもありません。

可能性は全くないわけではありません。


自然冷媒に入替えるのなら、それなりの覚悟が必要でしょう。


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