今日は某工場からの依頼で空調機の点検に行ってきました。
今回の機械はエアハンドリングユニットという機械です。
あまり聞きなれない名前と思うでしょうが、これも空調機なんです。
一般のエアコンとの違いは、フロンガスを使わないという事です。
ではどうやって冷房や暖房を行うのでしょうか
答えは、水と蒸気を使うんです。
冷房の場合は、別の機械で(チラーと言います)冷やされた水を配管に通してそこにファンで風を当てて冷たい風を作り暖房の場合は、高温高圧の蒸気をまた別の配管に通してそこに同じように風を当てて暖かい風を作ります。
このように、大型ファンと冷却水コイルと蒸気コイルを組み合わせて空調を行うシステムをエアハンドリングユニットと言います。
他にも温度制御や湿度制御を行うシステムなんかも組み込まれています。
工場などでよく使われていますネ。
今回の点検では冷却水配管の水漏れが見つかりました。
日をあらためて、溶接器具を準備して穴の空いた箇所を溶接補修に来る事にしました。
こういう大型空調を見ていると、家庭用エアコンが可愛く思ってしまいます。
何てったって、300㎡の空間を空調するんですから、凄いパワーです。
修理代も桁が違ってきますけどね。
頑張って直そう。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
㈱沼冷です。
工場用などの大型空調の修理もお任せ下さい。
いくつかの工場での実績も多数。
特にダイキン製は大得意です。
http://www.numarei.co.jp/pc/