古いエアコンを新しいエアコンに入替える事ってありますよね。
今付いている古いエアコンを取り外す際に、中に入っているフロンガスはどうするのかご存じでしょうか？
これはいくつかパターンがあるんですが、家庭用エアコンの場合について説明してみます。
家庭用エアコンはフロンガスが入ったままでも家電リサイクルに持ち込んで処理してもらえるんです。
ですので、古いエアコンを取り外す時にポンプダウンと言って室内機や配管に入っているフロンガスを室外機に集めて閉じ込めるんです。
そうすればフロンガスの大気放出はありません。
でもこれは圧縮機が動く場合しか出来ないんです。
では壊れて動かないエアコンはどうするのでしょうか？
そんな時はフロン回収器を使いフロンガス専用の回収ボンベに回収しなければなりません。
そして回収したフロンガスを破壊処理業者に持ち込んで破壊処理してもらわないといけないんです。
もし、ポンプダウン出来ないからと言ってそのまま配管を切ってエアコンを外してしまったら、フロンガスが噴き出してしまいます。
これは法律違反となります。
これは当然、費用も時間もかかります。
通常エアコン取外し処分費はだいたい7000円～8000円位ですよね。
しかし、動かないエアコンを冷媒回収して取外しフロンガスも破壊処理に出さなければならない場合は追加費用が発生してしまいます。
しかし残念な事に現状は、すべてのエアコン屋さんがフロン回収をしっかりおこなっているとは言い切れません。
確かに、費用が安いほうがいいですもんね。
フロンガスは、それほど危険はありませんし。
でも、法律違反なんですよ～。
ある意味、ゴミの不法投棄と一緒です。
ごみの不法投棄によって自然が破壊されるのと同じように、フロンガスが大気に放出されれば、地球温暖化がさらに進んでしまうんです。
まだまだ、フロン放出が法律違反だということは、一般に浸透していないのが現実です。
色々な空調関係の協会はありますが、我々空調工事会社にフロン回収を徹底させる事しか考えてないとこばかりです。
他に方法をもっと考えるべきだと思うんですけどね～。
国のお金で協会運営しているんですから、協会ももう少し考えていかないといけませんね。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
㈱沼冷です。
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もちろん取付け修理も承ります。
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