今日はエアコンの冷媒漏れの調査でした。
エアコンの冷媒漏れは2つのパターンがあるんです。
穴が開いたり亀裂が入ったりして一気に冷媒ガスが抜けてしまう場合と、ほんの小さな穴から微量に漏れ続ける場合です。
やっかいなのが、後者の微量に漏れ続ける場合なんです。
エアコンは、冷媒が少なくなってくると異常を感知して機械を停止させます。
でも漏れが微量な場合は機械はすぐに異常停止せず、効きが徐々に悪くなりながらも運転し続け、冷媒圧力がある数値まで下がらない限り停止しません。
これは、圧縮機にも良くないし無駄ですよね。
冷媒が少なくて冷えないのに、しっかり電力消費はしてる訳ですからね。
漏れが微量な場合は、冷媒漏れ箇所の特定も大変なんです。
冷媒漏れ調査の方法は、まず冷媒ガスに反応するリークテスターを使います。
さらに怪しい場所に石鹸水のような液体をスプレーして泡が出るかどうかチェックします。
大きな穴の場合はすぐに解るのですが微量な漏れの場合反応しない場合もあるんです。
もうこれは運ですね。
長年の経験で漏れそうな場所からチェックしていき、運が良ければすぐに見つかりますが運が悪いと一日やっても見つかりません。
でも今日はわりとすぐに見つかりました。
でも写真の通り室外機は丸裸です。
熱交換器の一番下の配管部分です。
いや~、スッキリしました。
でも残念ながら補修不能な箇所の為、熱交換器の交換となりそうです。
修理代金と使用年月を考えると新規入替を検討する余地もありそうです。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
㈱沼冷です。
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