今日は、市内で業務用エアコンの入替でした。
2社見積り合わせの競合でなんとか獲った現場でした。
今回の見積りは新築ではなく入替の為、工事の方法によってかなり価格に差がでる現場でした。
もう1社の業者さんは、かなり高かったみたいです。
おそらくその差は、既存機械の搬出方法と室内機のワイドパネルを使うか使わないかの違いだったと思います。
では、室外機の搬出方法でどこが違ったのでしょう。
今回の現場は、3Fのベランダに室外機があったのですがエレベーターが小さくて入りませんでした。
ベランダの前は隣接の駐車場でレッカーも止められません。
方法としては現地でバラしてエレベーターに乗せて搬出するしかありませんでした。
それだけで余計な人数が必要になって高くなってしまいますよね。
そこで、私はお客様に「1時間だけ駐車場にレッカー車を止めさせてもらえないでしょうか」と御願いしてみたんです。
そうしましたら、ありがたい事に
して戴きましたのでレッカー代のみで搬出費を安く済ませることが出来たんです。
御願いしてみるものですね。
次に室内機の設置方法の差です。
今回のタイプは天井カセットタイプで、既設エアコンより今回新設する機器のほうが小さかったんです。
古い機械は大きいんですよね。
こういう場合普通は、天井開口の隙間を埋める為にワイドパネルというものを使います。
これは、現状の天井開口寸法を新設の室内機の開口寸法に合わせて小さくする為のパネルなんです。
でもこの部品も高いんですよね～。
「じゃあ天井直しちゃうか
」
という事で、今回は同じ天井材を用意してパネルを使わずに開口寸法を小さくしちゃいました。
これで、ワイドパネルの部品代も浮かせちゃいました。
今回の現場は、事務所だったので一般的なジプトーンという天井材だったので、簡単に出来ましたが、デザイン性に高い天井の場合はちょっと難しいですね。そんな時は、私達も素直にワイドパネルを使います。
こんな感じで、少しでも安く工事が出来るようにと日々あれこれ考えています。
エアコン工事って本体取付け工事費以外のところで以外と費用がかさむ場合があるんですよね。
そこをどうクリアしていくかが、エアコン専門工事店の腕だと思っています。
今日も予定通り1日で問題なく工事完了する事が出来ました。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
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