今日は、某工場の空調機点検でした。
一般家庭のエアコンの能力は、2.2kwから大きくても5.6kwです。
それに比べ、今回点検した機械はなんと90kwです。
想像つきます?
大きさも押入れ位あるんですよ。
まあ、何百㎡の空間を冷す訳ですから、当然の能力なんですけどね。
とにかく、全てがデカイんです。
エアコンの室内機のアルミフィンが畳1畳分くらいで、ファンはキッチンのレンジフードの5台分くらいです。
ひとつの部品を交換するだけで2人がかりです。
大きいだけではなく、性能もすごいんですよ。
温度なら±2℃以内、湿度なら±3%以内に制御してしまうんです。
でも実は、メーカー出荷の標準品は超単純で単に冷すだけの機能しかないんです。
それを、私達空調工事業者がいろんなパーツを組み込んでオリジナル品を作るんです。出来上がった時は、チョットニヤニヤしてしまいます。
そんな機械を今日は点検したのですが、いろいろ改造している為原因の追究も簡単ではありませんでした。
でもそれが解ったときの快感は癖になります。
悩んだ時間が長ければ長いだけガッツポーズです。
ドラクエで経験値UPって感じですかね。
そう考えるとエアコン修理も大好きになっちゃいました。
エアコンが壊れてほしいな~と思ってる訳ではないので、誤解しないで下さいネ。