職場の他界隈のガチヲタちゃんが
デビューCDを３桁越え積みした結果、
日本では14枚しか出回らない
イベントチケットを引き当てたそうな。
握手会？やらお写真撮れるやら
そんな感じやったかな。
秋にあるそのイベントのために生きる。
とてもよき、ヲタクの暮らし。
でね、わたしはAぇ！のハイタ会に
エントリーすらせんかった対面NGヲタねんけど、
彼女のヲタ友さんもこのタイプだそうな。
ライブ入ってもファンサを求めるガチちゃんと
推しの視界に自分を入れたくない友さん。
考えは真逆やけど一緒にいるのは楽しいそうな。
「100人いれば100通りの推し方がありますからね」
根っからのヲタク人生を歩んできた
ガチちゃんは完全に悟りを拓いておる。
そうなんよね、
ひとりひとり考えが違うのは当たり前のことで
その違いに対してやいのやいの言うのは
おかしなことよねぇー
そういう考えなんやな、で終わりよ。
そういや、Aぇ！おライブに入らせてもろて
わたしのヲタク人生で初めて、
目の前でザ・ファンサ！というものを浴びた。
上手側ブロックの２列目やってんけど、
お隣のお嬢さん達がガチガチに
ファンサうちわを所持されとりまして
通るメンバ毎にせっせとうちわを変えたりしてて
その様子すら新鮮なわたしは感心しきり。
(グッズ買い損ねたわたしは手ぶら参加)(気まずい)
(アイドルライブ、せめてペンラは欲しかった笑)
メンバが上手側通路を通る時は
肉眼でガッツリ見える距離やってんけど、
目が悪いやろう小島さんは
目を細めて読もうと試みてはいたが見えず
諦めてニッコニコロイヤルお手振りをされとった。
前の子(最前)グループのおひとりが
佐野くんうちわをブンブンやってたら
佐野くんが目線合わせて
お手振り返してくれたような気はするが、
(最前ちゃんグループはその瞬間湧きに湧いた)
決定的なファンサはお目にかかれず。
だが、それは突然きた。
アンコールで末澤さんが上手側にやってきた。
お隣さんの本命は末澤さん。
すかさず、ファンサうちわをアピール。
立ち止まる末澤さん。
おでこに手をあてて目を細めてうちわを読む。
と、片膝ついて指輪パカッのポーズ。
狂喜乱舞。
歓喜の雄叫びをあげながら跳ねまくるお隣さん。
と、良かったね！！と分かち合う友たち。
前後席の方々からも、おめでとうー！！の声。
わたしも咄嗟におーめでとうー！！と言い、
うちわを覗き込んでしもうてた。
(プロポーズしてください的なのやった)
いやぁ、すげぇもんを見たなと。
これがファンサかぁー！！！！！とな。
でね、わたし周辺は平和な空気感やってんけど
ふと、目の前の通路挟んだ向こうエリアから
熱視線を感じて見てみたらば、修羅場。
どうやら反対側にも末担ちゃんがいなさって
その子が先ほどのファンサを見て
ダメージくらってるご様子。
周りのお友達が慰めつつこちらを睨んでおる。
おそろしや。あな、おそろしや。
女の嫉妬をあんなにも見せつけられた瞬間はない。
そうか、これが同担拒否なのかと。(違う)
幸い、お隣さんは気付いてなかったから
(もしくは気付いててもそれどころやなかった)
それはそれは和やかに終わり、ほっこりり。
「やー！良いものを拝ませていただきました！」
「ありがとうございます！！」
「お姉さんが喜んでくれて嬉しいです」
そんな言葉を交わしてサヨウナラ。
んでね、一連の流れから改めて思った。
わたし自身はファンサを求めるタイプやないなと。
人様がファンサ受けてるお姿を見て
めーちゃめちゃ幸せのおすそ分け頂戴するタイプ。
そういや、去年のスノライブん時も
アリーナ後方のべべ担ちゃんが
本人から花束もらって崩れ落ちる瞬間を
上の席からたまたま双眼鏡でガン見したんやけど
あれも幸せやったなぁー。いやぁーよかった。
すんげぇー瞬間見てもたわー。
そりゃあ、あの子崩れ落ちるわな。
ひたっすらニマニマにやにやしてたんやけど、
終わってからレポ漁ってたらば
あの瞬間やろうやりとりが軽く燃えててひいた。
なんでやー
なーも悪いことしてないやんけー
幸せでしかないやんけー
なんでやー
「100人いれば100通りの推し方がありますからね」
ファンサのおこぼれ喜んで！タイプのヲタクです。
超絶レアチケットを引き当てたのは
コチラの美輪明宏さまを待ち受けにし、
当落の日までせっせと神社へ通い、
(もちろん、お守りも買い)
常に徳を積むことを心掛けた日々のおかげやと。
彼女を見習って、次に控えてるやろう
スノおライブエントリの際は待ち受けにします。