今日はC61 20が牽引する「SLレトロ碓氷」を撮影してきました。
(「SLレトロ碓氷」C61 20・安中〜磯部・2018年3月10日)
信越本線のSL列車は横川駅の構内配線の関係でSLとELまたはDLのプッシュプル運転となりますが、SLにC61 20が充当される場合は、下り列車をELまたはDLが牽引し、上り列車をC61 20が牽引します。
この場合、運行区間のほとんどが下り坂なので、煙を期待するよりもきれいな編成写真を撮りたいと思いつつ出発。移動時間に余裕があったので、まずは横川駅に立ち寄ってみました。
本日「ELレトロ碓氷」を牽引してきたEF64 37が「SLレトロ碓氷」の最後尾にぶら下がっていますね。
(「SLレトロ碓氷」EF64 37・横川・2018年3月10日)
ヘッドマークが「ELレトロ碓氷」のままなのはご愛敬(笑
EF64 37は現存唯一のEF64形0番代。
(「SLレトロ碓氷」EF64 37・横川・2018年3月10日)
2003(平成15)年からぶどう色となっていますが、次の入場で一般色に戻るという噂もあります。
C61 20は出発前の点検を終えたところでした。
(「SLレトロ碓氷」C61 20・横川・2018年3月10日)
やっぱり旧型客車には旅客用SLが似合いますね。
ところで、C61 20が牽引する場合は上り列車を原則しているのは理由があります。それはC61 20を復元した際に自動給炭機(ストーカー)を撤去した結果、軸重が軽くなりすぎてしまい、信越本線磯部〜横川間の25‰勾配で空転が多発したためだそうです。
(「SLレトロ碓氷」C61 20・横川・2018年3月10日)
ただしC61 20が下り列車を牽引する可能性は0ではなく、D51 498の代走での実績があるのですが。
横川駅で撮影後、走行シーンを撮影する場所を探しながら移動。有名どころはたくさんの人がいましたが、とある場所でカメラを用意している人が気になって声をかけてみました。すると地元の人で列車の通過時刻には太陽が編成サイドに当たるとのこと。
(「SLレトロ碓氷」C61 20・安中〜磯部・2018年3月10日)
おかげで編成サイドにしっかり光が回りました。やっぱり地元の人の情報は有益ですね。