4年半ぶりの銚子電鉄往訪 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

思い立って銚子電鉄を見に行ってきました。

(クハ3501・犬吠〜外川・2017年11月3日)

銚子電鉄に行ったのは2013(平成25)年2月以来、実に4年半ぶりでした。

終点の外川駅に行ったのはいつ以来だろう? 1990年代後半以来だと思います。

(外川駅・2017年11月3日)

雰囲気は全然変わりませんね。

線路の途中に車止めが設置されていて、その先にはデハ801形が留置されています。現在復元工事をしている真っ最中のようです。

(デハ801・外川・2017年11月3日)

当初は11月5日に復元完成の予定だったらしいのですが、台風などの影響で遅れているのだそうです。復元されたらもう一度来てみようかと思います。

 

銚子電鉄の最新形車両が3500形です。

(クハ3501・犬吠〜外川・2017年11月3日)

伊予鉄道700系の譲渡を受け、2016(平成28)年3月26日から営業運転を開始しました。その姿を見て分かる通り、元は京王5000系の一員、5100系です。

 

せっかく銚子まで来たので、ぬれ煎餅のお得パックを買いに仲ノ町駅に向かいました(笑

(デハ2002/デハ1002・仲ノ町・2017年11月3日)

仲ノ町駅には銚子電鉄の本社があり、車庫も併設する拠点駅です。かつてはぬれ煎餅の工場もこの敷地内にありましたが、現在は銚子市小浜町の「ぬれ煎餅駅」に移転しています。

側線に3000形とともに活躍する2000形が待機していました。

(デハ2002・仲ノ町・2017年11月3日)

伊予鉄道700系2編成を譲渡され、2010(平成22)年から営業運転に就いています。この車両は、元々は京王2010系。つまり銚子電鉄の現役電車は全て京王〜伊予鉄を経て入線した車両ばかりということになります。

 

元営団2000形だった1000形のうちデハ1002は仲ノ町車庫で保存されています。

(デハ1002・仲ノ町・2017年11月3日)

デハ1002は晩年に営団丸ノ内線方南町支線カラーとなり、その姿を維持していました。

奥には検査中の2000形第1編成の姿が見えます。ちなみに、第1編成は京王線時代のグリーン塗装となっています。

仲ノ町駅で入場券を購入すると、仲ノ町車庫の見学をする事ができます。以前は年中見学できたのですが、現在は検査業務が休みとなる土休日のみ見学できるとのことでした。

ということで、外川駅側の踏切から仲ノ町車庫へ向かいます。その途中で2000形を撮影。

(クハ2502・仲ノ町・2017年11月3日)

デハ2002の湘南顔とは全く違う、京王5000系みたいな顔をしていますね。もともとこの車両は2010系の中間車で、伊予鉄道に入線後運転台を取りつけ改造しました。

その際に2両編成と3両編成の増解結を便利にするために貫通構造の先頭部としたのですが、その施工を担当したのが京王重機だったからなのか分かりませんが、デザインを京王5000系っぽくしたようです。

さて、車庫に入りましょう。

(仲ノ町車庫・2017年11月3日)

立ち入ることができるエリアは限定されていますが、意外と奥まで入ることができます。

(仲ノ町車庫・2017年11月3日)

歩きやすく整備されていて、休憩所やトイレもあるのがありがたいですね。

車庫には銚子電鉄のアイドル、デキ3形が……。

(デキ3・仲ノ町車庫・2017年11月3日)

整備中のようで、下塗り状態。ポールも降ろされていました。

車庫見学可能日は、車庫側から電車の撮影ができます。

(デハ3001・仲ノ町・2017年11月3日)

クハ2502とクハ3501が並んだので、両車の違いを観察。

(クハ2502/クハ3501・仲ノ町・2017年11月3日)

車体幅が違うほか、車体断面形状の違いとライトまわりの違いがあるほかは、やっぱり似ています。先頭車化改造としては結構手が込んでいる気がします。

銚子は近いようで遠いのでなかなか行く機会がなくて、4〜5年に1回訪れている感じなのですが、次回はそんなに間を空けないで行こうと思います。