今日は伊豆箱根鉄道駿豆線1300系「イエローパラダイストレイン」を見てきました。
(クハ2201・三島・2017年6月22日)
1300系は元西武鉄道新101系で、伊豆箱根鉄道駿豆線には3両編成2本が譲渡されました。入線当初は白地にライオンズブルーの帯を巻いていましたが、第1編成が新101系落成当初の塗装に変更されて2016(平成28)年12月10日から「イエローパラダイストレイン」として運行しています。
新101系の初期編成となる281〜295編成は運転台窓回りと側窓回りをウォームグレーとしていました。
その後増備された4両編成と301系では運転台窓回りのグレーが濃くなり、最終増備車は黒となりました。そして黒に統一。さらに側窓回りのウォームグレーが廃されています。
ちなみにクハ2201はもと4両編成の先頭車クハ1235なので、西武時代も運転台窓回りはウォームグレーではありません。
一方クモハ1301は元2両編成の制御電動車クモハ284なので、この塗装をしていたことがあります。
(クモハ1301・三島・2017年6月22日)
新101系ではは2両編成の制御電動車と4両編成の電動車を組み合わせることで、先頭車化改造や電装をすることなく、容易に3両編成を組成することが可能でした。
この編成の片割れは三岐鉄道に譲渡されて751系となっています。
(クハ1751・丹生川〜伊勢治田・2016年7月8日)
改めて新101系は使い勝手のいい車両なんだなと思いました。
ともあれこの「イエローパラダイストレイン」を見ると本当に懐かしく感じました。
(クモハ1301・三島・2017年6月22日)