西武の鋼製車と言えば黄色が基本ですが、新101系の黄色は現在1編成しか残っていません。
(クモハ263・一橋学園〜青梅街道・2017年6月19日)
後継車に置き換えられていった新101系のうち、4両編成9本と2両編成1本、中間電動車2両が多摩湖線と多摩川線用ワンマン対応車として改造されました。このうち4両編成9本は車体塗色を白に変更しています。
残った4両編成1本は2両の279編成の間に255編成の中間電動車を挿入した全電動車編成として登場しました。
(クモハ266・八坂〜武蔵大和・2017年6月19日)
編成の組成にあたって、車号をクモハ263+モハ264+モハ265+クモハ266に変更しています。
全電動車編成となったのは、電気機関車に代わって電車を牽引するための牽引力を確保することが目的でした。
クモハ263には被牽引車両の電気指令式空気ブレーキを動作させるための読替装置と、増粘着剤噴射装置を搭載しています。
車両を牽引する際には自動連結器に交換して使用されます。
(クモハ263・秋津・2010年11月14日)
車両を牽引しないときは白い新101系と一緒に多摩湖線で運用しています。
(クモハ263・武蔵大和〜西武遊園地・2017年6月19日)
やっぱり黄色い新101系の方がしっくりきますね。