しなの鉄道がJR東日本115系初代長野色を復活させて、4月8日の臨時列車から運行を開始しました。
(クモハ115-1018・戸倉・2017年4月8日)
初代長野色は1989(平成元)年に登場した地域色で、雪をイメージしたアイボリーホワイトと山々をイメージしたグリーン。そして信州の人たちの暖かさを表現した赤い裾で配色しています。
(クハ115-1017・戸倉・2017年4月8日)
その後長野オリンピックに合わせて新長野色に塗り替えられて消滅していました。ちなみに右の編成が新長野色です。
初代長野色の復活は今夏に実施される信州デスティネーションキャンペーンと、しなの鉄道開業20周年を記念したものだそうです。
初日は戸倉から軽井沢を往復する臨時列車として運行しました。
(クモハ115-1018・戸倉・2017年4月8日)
この列車はツアー列車ではなく、普通に乗車できる臨時快速列車として運行されました。
そして軽井沢駅では撮影会を開催。
(クハ115-1017・軽井沢・2017年4月8日)
線路上からの撮影ができるのは嬉しいですね。幕もいろいろ変えてくれるなどしなの鉄道さんのサービス精神に感動しました。
軽井沢駅には(旧)軽井沢駅舎記念館がありましたが、3月末で閉館したそうです。
ここある保存車両がどうなるのか気になるところです。もっともしなの鉄道軽井沢駅のホームから見ることはできるのですが。
(クモハ169-9・軽井沢・2017年4月8日)
(10000・軽井沢・2017年4月8日)
(EF63 2・軽井沢・2017年4月8日)
撮影会終了前に軽井沢を撤収して北陸新幹線で長野へ移動しました。それは長野発の「ろくもん2号」に乗るためです。
(「ろくもん」クモハ115-1529・長野・2017年4月8日)
観光電車「ろくもん」はドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏がデザインしています。
(「ろくもん」クモハ115-1529・小諸・2017年4月8日)
「ろくもん」は真田一族の六文銭に由来するものです。
全車指定席ですが、1号車は座席サービスをメインとした車両です
(クモハ115-1529・2017年4月8日)
車内は4人ボックスシートと2人ボックスシートで構成しています。
車内中央には子供が遊べるスペースもあります。
(クモハ115-1529・2017年4月8日)
車端部にはサービスカウンターを設置しています。
(クモハ115-1529・2017年4月8日)
2、3号車は食事付きプラン用指定席です。
2号車はカウンター席やテーブル席をメインにしています。
(モハ114-1052・2017年4月8日)
また、供食サービスのためのカウンターも設置されています。
(モハ114-1052・2017年4月8日)
3号車はコンパートメント席が配置されています。
(クハ115-1021・2017年4月8日)
プライバシーが保護されているので、この座席が人気のようです。
(クハ115-1021・2017年4月8日)
最初は所要時間の長さがアレかなと思っていたのですが、意外と楽しめる時間でした。食事付きならなお楽しめたことでしょう。
そんな感じで軽井沢駅に到着。
(クハ115-1529・軽井沢・2017年4月8日)
そんな感じでしなの鉄道を満喫した1日でした。